ジョニー・デップにハグされ女性ファン感涙！／『ツーリスト』ジャパンプレミア

2011.03.04

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ヴェネチアを舞台にしたミステリー映画『ツーリスト』のジャパンプレミアが、3月3日に六本木ヒルズアリーナで開催され、プロモーションで来日中のジョニー・デップとフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督がレッドカーペットに登場。ファンの大歓声が、寒風吹きすさぶ六本木ヒルズにこだました。

2人の到着が遅れたため、大幅に遅れて始まったイベント。この日はトレードマークの帽子なしだったデップは、まずたくさんのテレビ取材にきちんと応じてからファンの元へと移動。ゆっくり時間をかけ、丁寧にファンと交流して回った。

その後、ステージに上がったデップとドナースマルク監督。デップは、「こんなに寒いなか、何時間も待っていてくれてありがとう！」と日本のファンに感謝。「日本は世界で最高の場所だと思っています」と絶賛していた。

見どころについて監督は「楽しくてミステリアスで、ロマンスがあってサスペンスがある、いろいろな要素を入れ込んだ映画。なかでも一番好きなのがロマンスの部分。特にこの2人（デップとヒロインのアンジェリーナ・ジョリー）がキスするシーンじゃないかな」と説明した。

一方、デップはアンジーとの初共演について「今回、初めて会ったのですが、会う前はどんな人か分からなかったけど、会ってみると、すごく普通ですごく地に足が着いた人。母親としても立派だし、驚いたし嬉しかったですね」と感想を述べていた。

この日はひな祭りということで、デップから女性客にプレゼントを贈るコーナーも。抽選で選ばれた4人に雛あられをプレゼントしたデップは、さらに当選者たちをハグ。観客から羨望のため息が漏れるなか、感激のあまり泣き出す女性もいて、デップは彼女の肩を優しく叩いてあげていた。

最後の挨拶でデップは、再度、寒さに震えながら待っていてくれたファンに感謝。「遠くないうちに、また日本に戻ってきたい」と次なる来日を約束してくれた。

『ツーリスト』は3月5日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開される。

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