鈴木京香から「最大のモテ期」と評された長谷川博己が冷や汗！

2011.09.24

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アラフォーのキャリア女性と17歳年下の既婚男性との純愛を描き、NHKでの放送当時は毎週火曜日の夜になると、街から女性がいなくなってしまうとまで言われた『セカンドバージン』。その劇場版が9月23日に公開初日を迎え、丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶に、鈴木京香、長谷川博己、深田恭子と黒崎博監督が登壇した。

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同作の魅力について鈴木は「女性も元気で強くなっているから、いろいろな作品を見たいのでは」とコメント。さらに、女性で埋まった客席を眺めながら「長谷川さんが演じた鈴木行の魅力もあって、こうやって女性の方がたくさん駆けつけていると思う。長谷川さんは今、最大のモテ期なんじゃないかと」と話し、会場を沸かせていた。

鈴木から「最大のモテ期」と太鼓判を押された長谷川は「いやあ、そんなことないですよ」と声を裏返して喋ると、「京香さんにも深田恭子さんにも愛していただいたから、あれだけ鈴木行が魅力的に見えた」と、両隣に並んだ“大物女優”に感謝の意を述べた。また、共演の感想については「何度も言っているんですけど、初めのうちは、自分の存在がどんどん薄くなっていくような感じで、かげろうになっていくような気がした。2人に鍛えられた」と話していた。

一方、深田は「ドラマのときと違って（鈴木と長谷川演じる主人公）2人の愛がさらに濃厚になっている気がして、全然、割って入るスキがなかった」とコメント。作品の魅力については「京香さんの美しさと大胆さと、（脚本の）大石さんの描く物語」を挙げ、「女性が女性らしく生きているところが見ていて爽快感があるのでは」と語っていた。

また、演じた役を通じて恋愛観に変化があったかとの質問に、鈴木は「（演じた役の）るいは17歳も年下の男性のところに飛び込んでいくまで葛藤があった。でも、一旦恋に落ちてしまうと年齢や（置かれた）状況の違いは軽く乗り越えていける。それが愛情の深さなのかなと思った。るいのおかげで私も（年齢や状況など）付随するものに関して戸惑わなくてもいいという気持ちになった」とコメント。恋愛に関してこれまで以上に前向きな様子を伺わせていた。

最後には「私も中村るいを演じさせてもらうことで、女性としていろいろなことを思ったり考えたりした。みなさんにも、思ったり考えたりする時間を持てていただけたら」と観客にメッセージを送った鈴木。と、その後、「長谷川さんがどうしてもひとこと言いたいというので」と長谷川に無茶ぶり。

急きょ、コメントを求められた長谷川は「そうですね」と冷や汗を流しながらも、「僕らは世界を変えることができません。でも今、僕は1番のモテ期です。『セカンドバージン』をよろしくお願いします」と同日公開のライバル映画のタイトルを交えながら、『セカンドバージン』をアピールしていた。