『ワイルド7』イベントで宇梶剛士が男のワイルドさについて語った
選りすぐりの重罪犯のなかからスカウトされた7人の警察官が、超法規的存在として問答無用で悪を裁く姿を描いた『ワイルド7』。この映画の男子限定特別試写会が12月7日にワーナー・ブラザース試写室で行われ、ワイルド7のメンバーの1人“オヤブン”を演じるなど、公私ともにワイルドなイメージにピッタリな宇梶剛士が登場した。
自分にとってワイルドとは何かと尋ねられた宇梶は「新しい土地に根ざそうとしている動物たちが、高いところからその場所を見下ろすという“野を望む心”が野心と書いてある本と出会って、これだな!と思った。自然のなかで生き抜く力が野生であって、社会のなかで生き抜く力を備えている人がワイルドなんじゃないかな。見た目とか服装とかじゃなくて」とコメント。
本作で演じたオヤブン役については「監督から一切演技指導がなかったが、自分でも何の迷いもなくセリフを言っていたような気がします」と、自然に役へと入り込めたことを明かした。
また、観客からの「守りたいものは?」という質問には「子どもたち」と回答。「生きることやほろ苦さ、忘れられないくらいの感動など、いろいろな感情を体験している時間が少ない人(子ども)を守りたいですね。大人はそういう体験を充分積んできていますから」と、その理由を述べた。
さらに、「ワイルドな男性は女性に対してどうあるべきか?」という質問には、「年齢とか立場とかは関係なく、同じ目線でいないと触れ合ったことにならないと思う。人と人の間にある間合い、距離感を感じられる人が“野生”としての感覚を持っている人じゃないかなと。でも、長く付き合うと女性の方がワイルドになりますよ」と笑顔で話していた。
『ワイルド7』は12月21日より丸の内ルーブルほかにて全国公開される。
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