岡田准一主演、東映とソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの共同配給で制作される新作映画『ヘルドッグス』が、2022年秋より全国公開されることが分かった。
・岡田准一『燃えよ剣』40〜50代女性がコア客層で、『ファブル』に続く主演作ヒット
岡田准一、原田眞人監督と3度目タッグ!正義も感情も捨てたダークヒーロー演じる
本作は、発売してすぐ“警察小説を超えた問題作”として話題になった深町秋生の小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を原作とする裏社会エンターテインメント。
岡田が演じるのは、正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾(かねたか・しょうご)。兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男で、その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される複雑なキャラクター。伸び切った髪、無精髭に、タンクトップから覗く肩と腕に広がるトライバルタトゥー姿の兼高の姿は国籍不明なアウトローな雰囲気を醸し出しており、岡田の新境地が垣間見える。
監督・脚本を担うのは映画『関ヶ原』(17年)や『検察側の罪人』(18年)、『燃えよ剣』(21年)など数々のヒット作を生み出す原田眞人。主演は『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き原田監督との3度目のタッグとなる岡田。監督と俳優という関係を超えた2人の信頼感で、作品に魂を注入する。
岡田は、本作でも技闘デザイン(アクション振付)を担当し、クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを経て、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。
岡田准一「ずっとシビレてました」本作に手応え
岡田は、「撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。どこにもあてはまらない、とんでもない作品になることは間違いないと思います。さすが原田監督! この時代にこの映画がどう見られるのかそれが楽しみです」と期待の高まるコメントを寄せ、本作の手応えを見せる。
また原田監督は「心底カッケー潜入捜査官映画を撮ってやるぞと心に誓い、岡田准一さんに、野獣のごとき鉄拳極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完成することができました。男たちは美しく滅び、女たちは強く生き抜く、そういう闇の奥の隠し味もぜひぜひ味わってもらいたい、と思っております」とコメントを寄せている。
『ヘルドッグス』は2022年秋より全国公開。
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