ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラがカンヌでレッドカーペットに登場!

左からルーニー・マーラ、トッド・へインズ監督、ケイト・ブランシェット
(C) Kazuko Wakayama
左からルーニー・マーラ、トッド・へインズ監督、ケイト・ブランシェット
(C) Kazuko Wakayama
左からルーニー・マーラ、トッド・へインズ監督、ケイト・ブランシェット
(C) Kazuko Wakayama
『CAROL(原題)』
『CAROL(原題)』

現在開催中の第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されている『CAROL(原題)』。この映画のレッドカーペットイベントが現地時間の5月17日に行われ、主演のケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、トッド・へインズ監督らが登場した。

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本作は、作家パトリシア・ハイスミスが1952年に出版したベストセラー小説「ザ・プライス・オブ・ソルト」(のちに「キャロル」と改題)を映画化したもの。50年のニューヨークを舞台に、離婚訴訟中の人妻キャロル(ケイト・ブランシェット)とクリスマスシーズンのデパートの玩具売り場でアルバイトをしているテレーズ(ルーニー・マーラー)との、女性同士の美しい恋が描かれている。

カンヌでの公式上映では、スタンディングオベーションが6分以上続き、喝采に感極まったケイト・ブランシェットが涙ぐむ場面も。その後、拍手はゲストが退場するまで鳴り止むことはなかった。

海外メディアはこの映画について「CAROLは感情の奥にまで引き込まれる非常に美しいラブストーリーである。登場人物が内面に抱える影やニュアンスは、最上級の知的さと、息をのむような身のこなし、そして洗練されていながらも身近な制作手法によって見事に表現されている」(ヴァラエティ誌)。「ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの傑出した演技」(ハリウッド・レポーター誌)、「素晴らしすぎて、見終わった今でもトランス状態から抜け出せない」(ガーディアン紙)などと絶賛。本作は2016年初春より全国公開となる。

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