映画『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の初日舞台挨拶が8月29日にTOHOシネマズ日劇で行われ、向井理、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高、大森南朋、平野俊一監督が登壇した。
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本作は、小森陽一の原作コミックを、向井主演で連続ドラマ化した作品の劇場公開版。警察庁特殊急襲捜査班NPSの神御蔵一號（向井）らが、壮大な野望を描くテロリストたちの挑戦に挑む姿を描く。
ドラマから足かけ2年以上、主演として本作に向き合ってきた向井は「たくさんの人たちとたくさんの時間を費やしてきた作品。今日、みなさんと一緒に共有できてうれしいです」と感無量な表情を浮かべる。
そんな向井の座長ぶりを、平野監督をはじめ共演者も絶賛。特にプライベートでも親交の深い綾野は「ドラマから映画へと気を抜かず、体作りから精神面まで（よい緊張感を）保っていました。そして、さらに大きくなって彼が戻ってきた。彼の『S愛』のおかげで、こうして僕もこのステージに立てています」と感謝の意をストレートに表現した。
綾野の思いに向井は「あまり主役だと思ってやっていなかった。たまたまチームの中で、自分の名前が最初にきているだけ。みんなが主人公の作品。流動的に主役が変わってもいい。その意味でまだまだ作品が続いてほしい」と更なる発展を期待していた。
向井と綾野のやり取りに会場のファンばかりではなく、登壇者も反応。大森が「結構仲良さそうでしたよ」とあおると、新垣は「よく触り合っていました。私はドラマのラスト2話からの参加でしたが、集合写真の時も触り合っていました」と暴露。すると綾野は「この人は平気で僕のお尻をガツっと触ってくるんですよ。チャーミングですよね」とリップサービスすると、会場からは大きな歓声が上がっていた。（text&photo：磯部正和）
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