たった6人の選手と新任コーチが起こした奇跡の実話を完全映画化
弱小バスケットボール部の新任コーチと6人の選手が全国大会を目指す奇跡の実話を描いた韓国映画『リバウンド』。全国公開中の本作に主演したイ・シニョンが、4月27日に新宿ピカデリーにて開催されたミニ舞台挨拶イベントに登壇し、貴重な撮影裏話などを語った。
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『愛の不時着』『浪漫ドクター キム・サブ3』『魅惑の人』など話題作に出演し注目を集める俳優イ・シニョン。急遽の登壇に関わらず、彼を一目見ようと、会場には多くのファンが駆けつけた。上映後の満席の会場にイ・シニョンが手を振りながら登場すると、大きな歓声と拍手に包まれた。
イ・シニョン演じるチョン・ギボムは、釜山中央高校バスケ部のエースとしてチームを引っ張る存在。天才ポイントガードとして将来を有望視されていたが、身長が伸び悩みスランプに陥っている。イ・シニョンはバスケットボール未経験だったため、撮影前に基本スキルを習得するなど、誰よりも練習を積み本作に臨んだ。
イ・シニョンは、まず日本語で「みなさんこんにちは、イ・シニョンです」と挨拶。初の映画主演作が日本公開を迎えたということで、「僕は『愛の不時着』でデビューし、それが日本でも人気ということで、日本でも活動したいと事務所に要望しました。今回、タイミングよく『リバウンド』の公開があり、このような席をつくっていただきありがとうございます」と挨拶。
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撮影中に印象に残ったエピソードを問われると、「撮影中は、体力的にとても辛かったのですが、監督から110万ウォン(日本円で約12万円)渡すから皆でお肉でも食べてといわれ、俳優らみんなで105万ウォン分のお肉をいただきました。ただ、5万ウォン分を残してしまうのも…と思い、110万ウォン分きっちりご馳走になってしまいました(笑)」と、微笑ましいエピソードを明かした。
最後に観客に向けて「本日は、作品を通してみなさんにお会いできて光栄に思っています。撮影は大変でしたが、青春を込めて作ってまいりました。今日は、出演する俳優・監督みんなの代わりに僕がメッセージを伝えにきました。コートでたくさんの汗をかいた、この興奮を伝えたいと思います。本日はありがとうございました」と終始にこやかにメッセージを送り、大盛り上がりのうちにイベントは幕を閉じた。
また、あわせてチャン・ハンジュン監督とキャストが撮影秘話を語るメイキング映像を紹介する。メインキャストの6人中4人がバスケ未経験という中、キャスト陣は3~4ヵ月にも及ぶトレーニングを積み撮影に挑んだ。映像には、本物の選手さながらのプレーでボールを追いかける彼らの姿が収められている。
『リバウンド』は現在公開中。
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