『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が劇場公開中の庵野秀明監督の手で、『シン・仮面ライダー』(2023年3月公開予定)が製作される。4月3日夜に実施された東映の「仮面ライダー」生誕50周年企画発表会見で正式発表された。
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庵野秀明の「シン」シリーズはまだまだ続く!
本作は、庵野監督が脚本・監督をつとめる完全新作オリジナル作品。実写作品のメガホンをとるのは、2016年公開『シン・ゴジラ』(総監督)以来となる。映画制作にあわせて、庵野監督企画による1971年放送『仮面ライダー』の出版企画も検討を開始したと発表された。
庵野監督は、製作発表にあたって企画から6年かかったと明かして「50年前、当時の小学生男子のほとんどが仮面ライダーという等身大ヒーローに憧れ熱中しました。自分もその1人でした。50年前にテレビ番組から受けた多大な恩恵を、50年後に映画作品という形で少しでも恩返しをしたいという想いから本企画を始めました」とコメントを寄せている。
庵野監督がアニメと並んで特撮好きで、妻・安野モヨコとの結婚式では仮面ライダーのスーツを着ていた(安野モヨコ作『監督不行届』より)のは有名な話。自身も株式会社カラーの「個人履歴」で「幼い頃から色々なマンガ、アニメ、特撮、戦記物等の魅力に次々と、とりつかれる」「1976年、山口県立宇部高校に入学。地元では有名な進学校だったが入学式の時、もう無駄と感じる勉強はしないと決意。美術部にて、ひたすらマンガやアニメ・特撮モノ、地学部天文斑にて星の観察、友人との麻雀等に没頭する」と語っている。その後の大活躍は言うまでもない。
発表後、SNSでも「びっくり」「超楽しみ」「(『シン仮面ライダー』を見るために)がんばって生きよう」などと大盛り上がり。YouTubeにアップされた超特報(https://www.youtube.com/watch?v=IE-Obf5PlWY)も50万回以上の再生数を記録している。
『シン・ゴジラ』(16年)、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、『シン・ウルトラマン』(21年公開予定)に続く『シン仮面ライダー』。庵野監督がアニメ・特撮ファンの胸をときめかせる日々はまだまだ続きそうだ。
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