1月23日公開、観客動員数が50万人を突破した映画『サヨナライツカ』。この大ヒットを受け、現在、フランス在住の主演・中山美穂が急きょ帰国。2月6日と7日の2日間に渡って日本横断凱旋舞台挨拶を敢行し、7日夜には、丸の内東映2にて最後の舞台挨拶に臨んだ。
この日は、福岡から合流した西島秀俊と共に登壇。「数日前にヒットの報告を受け、また、お客様の前に出させてもらえると聞いたときは、何とも言えない感動というか、喜びというか、感謝の気持ちがわいてきました。みなさんにご覧になっていただいて、はじめて映画は完成すると思っています」と喜びを語った。
さらに、この日の服が、劇中ではじめて西島演じる豊の部屋に行くときに着ていた衣装で、実は私物であることを明かし、「デザイナーの友人のアトリエでこの服を見て、あのシーンにピッタリだと思った。いかにきれいに透けて、いかに脱ぎやすいか」と、官能的なシーンでの衣装選びのポイントが“脱ぎやすさ”だったことに触れ、会場を笑わせた。
また、今回の舞台挨拶では、観客からの感想や質問も受け付けた。1つ目の質問は若い男性からで、「この先、忘れられないだろう人がいますが、どうしたらいいでしょうか?」というもの。司会が「重要な質問だと思うので、もう少し具体的に」とうながすと、男性が「付き合っている人がいるのですが、忘れられない人もいて」と赤裸々告白。
これに場内は大受け。中山、西島もどう答えていいかわからないようで、中山は「いろいろな方法があると思いますが、忘れられない大切な思い出をずっと胸に大切にしまっておくとか、今の彼女と別れて帰るとか、難しいですね」と答え、西島も「再会してみたら、結構ガッカリするかも知れない」と話し、映画の質疑応答というより、恋愛相談に近いノリに。
また、この日は、日本横断凱旋舞台挨拶を記念して、くす玉も用意された。大きな拍手が起こる中、2人が引っ張ると「GOAL!!!」と書かれた垂れ幕が落ちてきた。
思わず涙ぐんだ中山は「歳を取ったのかな、涙もろくてしょうがないんだけど」と涙を拭いながら話した後、「この映画は、本当に感情をぶつけあって作り上げた作品でしたので、何度もいいますけど、こうして今、ここに立っていることがとても嬉しいです」と集まった大勢のファンにお礼の言葉を述べていた。
『サヨナライツカ』は新宿バルト9ほかにて全国公開中だ。
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