建設中のスカイツリーで4月11日に『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』のスペシャルイベントが開かれ、矢島美容室の3人(ストロベリーこと石橋貴明、マーガレットこと木梨憲武、ナオミことDJ OZMA)と、黒木メイサ、ダンテ・カーヴァー、大杉漣、中島信也監督が登場した。
先日、東京タワーの333mを抜く338mとなったスカイツリーは、その後も建設が進み、4月10日時点で349mにまで“成長”。完成時には634mとなり、自立式電波塔としては世界一の高さになるという。
今回はそのスカイツリーで開かれる初のイベントで、スカイツリーにちなんで634名のファンが招待されたほか、敷き詰められたレッドカーペットの長さも63.4mというこだわりよう。そうしたなか一同は、ハマーのリムジンに乗って登場。石橋は「すごいですね、まだ半分(の高さ)なんですよね」とスカイツリーを見上げると、司会の「初めてのイベントが『矢島〜』のイベント」という説明に、「はじめては大好きなんで」と乙女チックな声で答えていた。
また、お気に入りのシーンを聞かれた黒木は「セクシーショットがあります」と会場を沸かせたものの、実はこれはママのマーガレットを演じた木梨のセクシーショット。木梨から「あなたのは?」と突っ込まれると、「ないです」と自らのセクシーショットは否定していた。
その後、スカイツリーをバックに写真撮影をするため、彼らを乗せたクレーンがグングンと上にあがっていく。と、そこはストロベリーを演じた石橋にとって無法地帯に。司会がカメラマンのリクエストに応え「もうちょっと寄ってください」とアナウンスすると、どう聞き間違えたか、ストロベリーが隣の黒木に急接近。チューを迫る場面も。慌てた司会が「ダメです、ストロベリー」と何度も叫んだり、「ママ(木梨)も注意してください」「チューじゃなくて注意です!」と大声をあげるなどしていた。
その石橋は、今年12月に公開予定の『SPACE BATTLESHIP ヤマト(実写版宇宙戦艦ヤマト)』をライバル視しているようで、森雪を演じる黒木を引き合いに出し、「メイサちゃんはこの映画にかけてます。『ヤマト』は適当にやりました」と話し、司会から「明らかに黒木さん怒ってますよ」とたしなめられる場面も。最後の挨拶でも同映画を意識し、「『アバター』超えをしてパート2を作りたいと思います。メイサのスケジュールは『ヤマト』のあと、全部押さえましたので」と、『矢島美容室』にかける意気込みをアピールしていた。
『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』は4月29日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。
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