爽やかすぎるキャラに苦労した三浦春馬が、映画イベントで好みのタイプを告白！

2010.09.16

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和気藹々とした雰囲気のキャストたち。左から夏菜、蓮佛美沙子、多部未華子、三浦春馬、桐谷美玲、青山ハル

前列左から夏菜、蓮佛美沙子、多部未華子、三浦春馬、桐谷美玲、青山ハル、熊澤尚人監督。後列はflumpoolのメンバーたち。左から小倉誠司、山村隆太、尼川元気、阪井一生

映画『君に届け』の完成披露舞台挨拶が、9月15日にJCBホールで行われ、多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子、桐谷美玲、夏菜、青山ハル、熊澤尚人監督が登壇した。

『君に届け』作品紹介

本作は椎名軽穂の人気マンガを映画化したもので、暗めの風貌のせいでみんなから敬遠されているピュアで健気な女子高生・爽子（さわこ）の恋心を綴った青春ラブストーリー。爽子を多部が、爽子が思いを寄せる爽やかな同級生・風早翔太を三浦が演じている。

演じてみて難しかった点を聞かれた多部は「全部難しかったのですが、爽やかナンバーワンの三浦君や共演者、スタッフの方々に支えられて、私なりに頑張りました」とコメント。一方、数ある少女マンガのなかでも1、2を争う爽やかキャラを演じた三浦は、昨年まで鬼気迫る役ばかり演じていたため、その癖が抜けずに苦労したと苦笑い。「自分では気づかないんですけど監督に指摘されて、そこから直していきました」と振り返った。

原作の大ファンだったという桐谷は、「出演が決まったときは、事務所で大騒ぎしたくらい嬉しかった」と笑顔を浮かべるも、「好きだからこそ、（私が）演じさせていただいていいのかなという不安もありました」と告白していた。

また、司会から好みのタイプについて聞かれた三浦は、「結構、（主人公の）爽子（さわこ）ちゃんみたいな子がタイプ」と回答。「黒髪で、一日一善をモットーにしているようなすごく良い子で、親にも思いやりを忘れず、すごく感動屋のところがいい」と語り、司会が「まんまですね」と突っ込むと、「そうですね」と照れ笑いを浮かべていた。

この日は、人気バンドflumpoolも登場し、主題歌「君に届け」を熱唱、場内を大いに盛り上げた。曲の後で感想を聞かれた多部は、「生で聴いていて胸がいっぱいで」と涙声で語り、かなり感動した様子。三浦は「サビを聴くと駆け出したくなるんです。すごく良い曲です」と言ってから、「みなさん、買ってください！」と呼びかけ、セールスに一役買っていた。

映画については「キュンキュンする風早君を、どうぞご覧ください」と多部。監督は「見るとすごく幸せな気持ちになれると思うので。その気持ちに浸って帰ってもらえれば」と話していた。

『君に届け』は9月25日より全国公開される。