『君へのメロディー』舞台挨拶で、ネタバレ発言の佐々木喜英に岡本玲が突っ込み！

2010.10.09

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10月9日より公開となった『君へのメロディー』の初日舞台挨拶が池袋テアトルダイヤで行われ、主演の佐藤永典のほか、岡本玲、佐々木喜英、横井健司監督が登壇した。

［動画］『君へのメロディー』予告編

映画は、記憶喪失の少女に恋をした主人公の姿を繊細なタッチで綴ったラブストーリー。映画初主演の佐藤は「最初は不安でいっぱいだった」とコメント。その親友役を演じた佐々木も「さとちゃん（佐藤）はクールな印象があったので、こういう役を演るのが想像つかなかった」と、佐藤の新境地を垣間見れる作品であることを示唆していた。

一方、「今までキャピキャピした役が多かったのですが、今回は初めて挑戦する役柄で、（演じる前から）絶対成長の場になると思った」と語ったのは岡本。記憶喪失の役は少々難しかったようで、「人の言葉を自分のなかでかみ砕いてから反応するという風に注意しながら演じました」と振り返った。

佐々木も「役にはすぐ入ることができませんでした」と役作りで苦労したことを告白。「ジャイアンみたいに喧嘩っ早い役で、絵に描いたような反抗期で」と言ってから、反抗期の演技を親にチェックしてもらったとも明かしていた。

そんな佐々木は舞台挨拶中に突然「暑くないですか？」と質問。佐々木が汗ばんでいることを司会が指摘すると、佐藤は「さっき、ネクタイを何十回も結び直してたから」とニヤリ。「ネクタイの結び方が分からなくなっちゃって、焦ってしまって」と苦笑いする佐々木に司会が、「ステキに結べてますよ」とフォロー。そんなやりとりに客席から笑いがもれていた。

また、映画の見どころについても聞かれた3人。佐藤はピアノの演奏シーンを挙げ「3人とも（練習を）頑張りました」とアピール。岡本は「ゆったりとした優しい感じの作品。感情の変化が描かれているので、その辺を見てもらえれば」とコメント。続いて佐々木が「3人の告白のシーンがいい。三者三様で……」と、告白の具体的な様子について話し始めたところ、岡本から「そこを言っちゃう？」という突っ込みが。どうやらネタバレ発言だったようで、監督も「“3人の告白”くらいにしておいたほうが」と苦笑いしていた。

『君へのメロディー』は池袋テアトルダイヤにて公開中。