1話1時間、1シーズン24話というリアルタイムで進行する手に汗握る展開が受け、大人気を博したドラマ『24-TWENTY FOUR-』。そのファイナルシーズンのリリースを前に、主人公ジャック・バウアーを演じたキーファー・サザーランドが5年ぶりに来日。11月16日に東京ミッドタウンで開催された記者会見に出席した。
[動画]『24-TWENTY FOUR-』記者会見/キーファー・サザーランド
昨日、到着したばかりというキーファーは、「実は昨晩、1人で街を歩いたんだ」と日本の印象について語り始めた。「ひげそりクリームとか、カミソリとか、そういうものを調達しようとお店に入ったんだけど、日本語もわからず迷っていたら、僕のことをキーファーだと知らない人が助けてくれた。僕が1人で街を歩ける、そんな国って日本以外にないと思うよ」と、改めて日本の治安の良さと日本人の優しさを感じた様子。
また、『24』の撮影最終日を迎えてどんな気分だったかと尋ねられると、「最終日が来るんだという心の準備はずっとできていた。シーズン1〜8まで、一貫して同じクルーで撮影をしてきた。その間、16組のカップルが誕生し、30人の赤ん坊が産まれた。そうしたことすべてに立ち会ってきたので、家族以上の家族という絆が生まれていた。だから、最終日に感謝の言葉述べようとしたとき、最初のうちはどうにかスピーチをこなしていたが、ふとした拍子でカメラクルーの1人と目が合ってしまった。そしたらもう、思いがこみ上げてきてしまい、涙のスピーチになってしまったんだ」と、涙を流したことを明かしていた。
この日はかねてより報道されてきた映画版についても言及。「テレビシリーズが続いている間は、映画を作ることは考えていなかった」と言ってから、「でも今は、映画を作る方向で動いているところ」と明言。「テレビと映画の違いは24時間のリアルタイムではなくて、2時間くらいの尺になること。脚本家はホッとするんじゃないかな。今まではリアルタイムだったから、例えばドラマだと、14時間もかかってしまうアメリカから日本への移動は不可能だったけど、映画なら可能になる。そういう意味ではドラマとは違った面白さが生まれてくると思うよ」と映画化によって、これまでとは違う興奮が生み出せる可能性を示唆した。
最後に『24』をフルシーズン演じてきて、ジャックとはどんな男だったかと聞かれたキーファー。「ジャックは文化や言葉が違う国でも共感してもらえるキャラクターだった。その理由は、仕事と家庭の板挟みだったり、やりたいことがあっても、それを思うようにできない環境であったりといった、誰にでも当てはまる状況に置かれていた。その姿が視聴者のみなさんの共感を得たのではないかと思うし、自分自身もジャックに惹かれた理由です」と分析していた。
『24-TWENTY FOUR- ファイナル・シーズン』は好評レンタル中。DVDコレクターズは12月23日に20,160円(税込)で発売となる。
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