横浜流星が映画『ヴィレッジ』に注いだ熱き思い「挑戦的で今までみたことのない作品」
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映画公開までの700日の人間ドラマ「700日のヴィレッジ」vol1公開
横浜流星主演、藤井道人が監督を務め、スターサンズの河村光庸プロデュースで贈る映画『ヴィレッジ』。本作より、様々な感情が入り混じる映画制作を追いかけた、映画公開までの700日の人間ドラマ「700日のヴィレッジ」スペシャル映像vol1「SOUL」を紹介する。
・横浜流星主演『ヴィレッジ』始まりは故・河村光庸Pからのヘルプコール? 監督がスタート秘話明かす
本作は、“村”という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。
大ヒット作『余命10年』(22年)など多くの話題作を手掛ける藤井道人監督と、日本映画の変革者として絶えず注目作を世に贈り出してきた故・河村光庸プロデューサーの遺志と遺伝子を受け継いだスタジオ・スターサンズの制作チームが結集。人々のリアルに迫る、いま語るべき私たちの物語を作り上げる。主人公・優を演じるのは、人気・実力を兼ね備えた俳優・横浜流星。
「700日のヴィレッジ」は、河村プロデューサーから藤井監督へのヘルプコールから始まり、映画完成、そして公開までの長い道程を映画公式YouTubeで公開するスペシャル映像コンテンツ。今回紹介するvol1では、横浜×藤井監督の2人が、お互いの出会いから本作が完成するまでの軌跡を語る。
映像では、「『全員、片想い』(16年)という映画の打ち上げが初対面」と語り始める藤井監督に続き、「その後『青の帰り道』(18年)という映画のオーディションがあったので、参加させていただいて。ご一緒できた、という感じです」と横浜。初めて出会った時の思い出を振り返る2人は、“アスリート”、“義理堅い人”とそれぞれの印象を語り合い、その言葉に呼応するかのように、映画『ヴィレッジ』の撮影現場を納めたメイキングシーンが次々と映し出されていく。
「脚本を監督が何度も練り直して、自分も意見を言わせてもらったりして。本当に愛を感じましたし、すごく気合が入りました」と本作の撮影に並々ならぬ想いを懸けたと語る横浜は、撮影前にスタッフが行うロケハンから参加するという、通常ではあり得ない制作準備段階から作品作りに参加している。
映像内では、藤井監督がスマホで撮影したロケハン真っ最中の横浜の姿もあり、自然体な雰囲気で現場に馴染む横浜の姿も切り取られた。横浜は「優の部屋とか、ごみ処理施設とか、大事な所が見れたので、そこの空気を実際に肌で感じて。大事なものだなと思いました」と自分の目でロケ地を見たことで、より一層、作品への思いが募り、優という役を演じるベースが整えられた事を明かしている。
熱き思いを携え、現場入りした横浜の姿を、藤井監督は「武士みたいなものですよね」と評している。「俳優が頑張る姿を見てスタッフも頑張るというのがすごい理想だと思うんです。(横浜に対し)あれだけ優が頑張っているんだから頑張ろう!という感じにさせてくれるストイックさがある」と主演俳優たる佇まいと風格を纏った横浜を称えている。
横浜も、「挑戦的で今までみたことのない作品になったという手応えは感じてます。渾身の一作になったと感じるので、すごく楽しみです」と力を込めて口にする。
『ヴィレッジ』は4月21日より全国公開。
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