3D女優に認定された岡本杏里「飛び出しても可愛く見えるように頑張った」

2010.12.17

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BS-TBSとケーブルテレビ局のJ:COMは、日本初となるテレビドラマの3D配信を来年1月1日よりJ:COMオンデマンドで行うことを12月16日に発表。配信されるのは人気ドラマ『ケータイ刑事銭形結』の第3話で、それに伴い同日、TBS放送センターで同作主演の岡本杏里が登壇し、記者会見が行われた。

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岡本は「『ケータイ刑事銭形結』で8代目ケータイ刑事、銭形結を演じている岡本杏里です」と挨拶。3Dでの収録を終えた感想を聞かれると、「飛び出して見えるように撮影をするのですが、縦の動きが大事だったり、どこにいても飛び出して見えるように全身を使ってお芝居をしたりしました。あと、スタッフのみなさんに『飛び出しても可愛く見えるように』と言われたので、飛び出しても可愛く見えるように頑張りました」と笑顔で答えていた。

3D化されたら面白いと思うモノについては「今回、事件モノをやってみて、すごく楽しいなって思った。どんなジャンルの作品でも（3Dで）結構楽しめるのでは」とコメント。これまでに見た3D映画を聞かれると『センター・オブ・ジ・アース』や『トイ・ストーリー3』を挙げ、「お母さんと一緒に見に行ったんですけど、『ワァー』とか『アァ』とか、声を出して見てしまい、すごく楽しめました」と話していた。

また、報道陣から「ケータイ刑事のなかでやってみたいこと」を聞かれ、「1回、犯人役になってみたいです」とコメント。最初に口にしていた「飛び出しても可愛く見えるポーズをやってみて」とのリクエストには、「やっぱり決めのポーズじゃないですかね」と話し、ちょっと照れくさそうにケータイ刑事の決めポーズを披露していた。

この日はサプライズとして、岡本杏里を「初代3D女優」に任命する授賞式も行われた。プレゼンターとして登場したのは、日本の3D研究の第一人者でもある早稲田大学の河合隆史教授。

「3D女優認定証」を授与された岡本は、「ありがとうございます。今回『ケータイ刑事』という大好きな作品で3Dを（経験）できたのが、すごく嬉しかったです。これからも、もっともっと3Dを広められるように頑張って行きます」と意気込みを語っていた。

3Dで収録された『ケータイ刑事銭形結』第3話は、BS-TBSで12月18日に2Dで放送予定。3D配信は2011年1月1日よりJ:COMオンデマンドでスタートとなる。