auで配信中の携帯ドラマ『空にいちばん近い幸せ』の試写会イベントが12月22日にKDDI デザイニング スタジオで行われ、矢田亜希子と安田顕、子役の小林星蘭、永田琴監督が、舞台挨拶を行った。
[動画]『空にいちばん近い幸せ』舞台挨拶
『空にいちばん近い幸せ』舞台挨拶フォトギャラリー
この作品は、産科医療に携わる天才医師の葛藤を描いた来年2月公開の映画『ジーン・ワルツ』のアナザーストーリーで、出産直後に長男を亡くした経験をもつ女性とその家族の姿を通じ、生命誕生の奇跡が綴られていく。
矢田は5年ぶりのこの主演作で、初の母親役に挑戦。自身も4歳の子の母である矢田は、母となって生命の奇跡を日々実感していたと語り、「これは私がやりたい!と思えた役でした」と今回の出演について語った。
出産シーンでの矢田の感動的な演技も見どころのひとつだが、夫役を演じた安田は「あまりにもスゴすぎて、演技を忘れてしまいました」と振り返ると、監督もそれに同意。子どものいない監督は出産シーンをどう撮ろうか不安だったというが、共演者の立ち位置決めやセリフ指導までこなした矢田の完璧な仕切りで無事乗り切ったそうで、「矢田さんの指導が素晴らしく、呆然と見ていました」と話していた。
そんな矢田は、母親になると人生が変わるかという質問に、力強く「絶対、変わると思います」と断言。「それまでは母性というものが分からなかったんですけど、『こういうことなんだ!』と実感できました」と少し興奮気味に語っていた。
一方、矢田の娘を演じた6歳の小林は、出演の感想を聞かれ「矢田さんは私のママより優しくて、安田さんはパパより格好良くて、撮影してて楽しかった」と満面の笑み。そんな小林を矢田は、愛おしそうに見つめていた。
その後、手嶌葵が登場し、主題歌の「Amazing Grace」を熱唱。矢田たちは舞台袖で美しい歌声に聞き惚れていた。
また、翌日の23日は矢田の誕生日ということで、この日はサプライズでバースデーケーキも登場! 手嶌からもバースデーソングを歌われ祝福され、矢田は驚きと喜びの入り交じった表情を浮かべていた。さらにクリスマスの過ごし方についても聞かれた矢田は「やっぱり家族と過ごしてます」と話していた。
映画については「母の物語であり、家族の物語。優しい気持ちになれると思います」と監督。矢田は「神秘的でとってもステキな作品。丁寧に作ったので、1人でも多くの人に見ていただけたら」と客席に呼びかけていた。
『空にいちばん近い幸せ』はauユーザー向けの「LISMOドラマ」(http://lismo-drama.jp/)で配信中。また『ジーン・ワルツ』は2011年2月5日より全国公開される。
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