ジョニー・デップはチョコとオモチャ中毒!?

2011.03.05

写真左からジョニー・デップ、真矢みき、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督

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ボディランゲージを交えてジョニー・デップ（左）に話しかける真矢みき（中央）。右はフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督

フォトセッションスペースに登壇するジョニー・デップ（左）とフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督（右）

フォトセッションスペースに登壇する3人。左から真矢みき、ジョニー・デップ、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督

ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの初共演も話題のミステリー映画『ツーリスト』。そのプロモーションのために8度目の来日を果たしたデップと、今回が2度目の来日となるフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督が、3月3日に六本木ヒルズで記者会見を行った。

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監督は「今回、日本に戻って来られてとても嬉しい。昨日は東京国立博物館に足を運び、日本文化にどっぷりと浸かった」と挨拶。「ジョニーがが8回も来日していると聞いたので、近いうちに記録を破りたい」と、今後の来日にも意欲を見せていた。

一方、トレードマークの帽子とサングラス姿で登壇したデップは「日本に戻ってくると、いつも幸せな気分になれる。ただ、いつも（滞在が）短すぎるのがとても残念」と語っていた。

この日は全国各地から報道陣が殺到。次々と質問が飛びだした。まずは映画のタイトル『ツーリスト』に絡め、この言葉から連想するものと、旅行のときに必ず持っていくものはという質問。これにデップは「連想するのはバミューダショーツをはいたアメリカ人観光客がパリに着き、コカコーラやフライドポテトを『今すぐ持ってこい』と命令口調で言う姿」と答え、いつも持っているものに関しては「金貨1枚。何があるかわからないので、緊急事態用に持っている。これを忘れると、金歯を取り出さなくちゃいけなくなる」と笑わせていた。

初共演したアンジーについては「彼女はいろいろな側面を持っているし、何でも演じられる人」とベタ褒め。「地に足が着き、頭が良く、面白い側面も持っているし、ショックを受けるくらい素晴らしいお母さん」と新たに発見した彼女の魅力を語ると、「ブラッド共々、あれだけパパラッチに追われていても、冷静さを失わない。僕だったら、たぶん今頃は刑務所に入ってるんじゃないかな」とパパラッチに追われ続ける2人の苦労をねぎらっていた。

本作はラブストーリーの要素も入った作品。当然、ラブシーンもあるが、そのことを家族にどう伝えたかと問われると、デップは「家族には『僕はこの映画に出ていない。何も覚えていないし、この役を演じてもいない』と伝えたよ」と、とことんシラを切る作戦に。報道陣から「では、見せていないということですか？」と突っ込まれると、「存在していないので見せることができません」とひと言。その後、「いつかは見ると思いますが、僕はその話題を避けました」とイタズラっぽい笑顔をのぞかせていた。

また、空港でファンにコアラのマーチをプレゼントするなどお菓子好きのデップに、日本のお菓子で何が一番好きかを尋ねると、「僕は昔からチョコが大好きでチョコ中毒。日本には本当に美味しいチョコがいっぱいあるから1つ選べというのは無理」という回答が。

すると監督が「ジョニーはチョコ中毒と同時にオモチャ中毒。私には子どもが3人いるが、この映画の撮影が開始したときに、ジョニーがちょうど（『アリス・イン・ワンダーランド』のプロモーションを終え）日本から戻ったばかりで、キディランドで買って来たオモチャをたくさん、子どもたちにくれた」というエピソードを披露。

これに対しデップは「僕はキディランドが大好きなので、いつも、追い出されるまでいるんだ」と教えてくれた。

その後、格好いいハリウッド女優ナンバーワンのアンジー同様、日本で格好いい女優ナンバーワンに選ばれたこともある真矢みきが登場。2人に花束を贈呈した。

『ツーリスト』は3月5日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開される。