亀田興毅、噂の彼女との結婚はまだ？「俺の彼女はボクシングやから」

2011.03.30

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実在の兄弟ボクサーの葛藤と絆を描き、本年度アカデミー賞で助演男優賞と助演女優賞に輝いた『ザ・ファイター』。この映画のトークショーが3月29日に新宿ピカデリーで行われ、亀田3兄弟の長男で、日本初の3階級制覇を成し遂げたWBA世界バンタム級王者の亀田興毅が登場した。

・『ザ・ファイター』作品紹介
・［動画］『ザ・ファイター』予告編

映画の感想を聞かれた興毅は、上映前のイベントということもあってネタバレに気をつけ話しづらそう。司会から「これからみなさんにご覧いただくので、あまり深くお話をできないのですが」と言われると、「俺も自分が映画やドラマで見る前に、結果を言われたら腹が立ちますから」とコメントしていた。

また、3兄弟が揃ってボクシングをしている興毅は「兄が弟のためにアドバイスを考えたり、似ているところもあった」と共感した部分を話すと、「自分の試合より弟の試合の方が緊張する。自分は何もできないから。（弟の試合の応援では）試合していない俺の方が汗ぼたぼたになっている」と明かしていた。

本作は家族の大切さをうたった作品でもある。家族について聞かれると、「おれへんやったら、ここまで来てない。家族みんなで仲良くやることが1番」と語った興毅。この日は、震災被災者へのエールの意味もあって、毛筆で「絆」と書き入れた映画ポスターも登場。「大震災で苦しんでいる方もいっぱいいるなか、日本のみんなが1つになって、強い絆で結ばれたら、日本が早く復活できると思う」とこの言葉を選んだ理由を話していた。

その後、囲み取材が行われ、集まった報道陣から兄弟の団結力が試合で大きな力になるかと聞かれた興毅は、「結局リングに上がったら1対1だから。3対1では戦えないから」と話し、報道陣を笑わせていた。

また、実話をもとにしたこの映画のように、亀田一家が映画になることもあるのではという質問も飛びだした。「それは俺は知らない」と一旦は答えたものの、映画になったら亀田興毅役は誰がいいかと聞かれ、「自分でやろうかな」と答えるなど、まんざらでもない様子だった。

最後に日本を明るくさせる話題ということで、噂の彼女との結婚について聞かれると、「俺の彼女はボクシングやから」とはぐらかしていた。

『ザ・ファイター』は丸の内ピカデリーほかにて全国順次公開中。