「約ネバ」の出水ぽすか、美しくも不気味な異星の物語『DUNE』の世界描く
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「壮大な砂漠に小さな家族の息づかいを感じる」出水ぽすか
『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が伝説の小説「デューン/砂の惑星」を映画化した『DUNE/デューン 砂の惑星』が、10月15日に公開される。このたび、「約束のネバーランド」の作画で知られるイラストレーター・漫画家の出水ぽすかが本作品にインスパイアされた描き下ろしイラストを寄せて話題となっている。
・コロナ禍にあって初週3680万ドル&24の国と地域で初登場No1!『DUNE/デューン 砂の惑星』
シャネルとのコラボも記憶に新しい出水のイラストは、全宇宙の未来を託される主人公ポールをはじめとするアトレイデス家のキャラクターのみならず、宿敵ハルコンネン家、襲い来るサンドワームなども描かれている。細部に至る描きこみと繊細な色彩、ダイナミックかつ生き生きとした動きやキャラクターの表情は、本作の壮大な世界観だけでなく、葛藤や困難を乗り越えてポールが成⻑していくドラマや人間模様を想起させる。
出水は本作品について、「緊迫感あるシーンの連続で息つく暇がありませんでした。異星での文化の違いが生活の端々で不気味に映り、壮大な砂漠の中にも小さな家族の息づかいを感じる物語です」と感想を語っている。
一方、本作を手掛けたヴィルヌーヴ監督もこのイラストに驚嘆、次のようにコメントした。
「とても感動しています。キャラクターと映画の精神/スピリットを大切にしつつ自分のものにしてくれているのが見てわかりますから。重力の使い方やドローイングの力学に何か特別なものを感じますし、非常に美しいなと思います。とても詩的ですし。他のアーティストが(自分の作品の)『画』から何かを感じ、自分の作品に落としてくれているというのは僕にとってもとても感動的なことです。美しい贈り物だと感じます」
“映像化不可能”と言われたSF超大作に挑む
本作品は、10190年の砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、「メランジ」と呼ばれるスパイスを巡り、父を殺され全宇宙の未来を託されることとなった主人公・ポールの運命と、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なSF映画。2D字幕&吹替とIMAXでの上映に加えて、「4D」、「Dolby Cinema」での上映も決定している。過去には映画化にあたりアレハンドロ・ホドロフスキーがチャレンジして失敗、デヴィッド・リンチによるものも期待されたほどの評価は得られず、今回の映画化に期待が掛かっている。
一足早く本作品を鑑賞した著名人からは、絶賛コメントが届いている。
『シン・ゴジラ』監督の樋口真嗣は、「まさかSFでここまで美しく脆く悲しく、そして抗えない運命を謳いあげる時が来ようとは。 2020年代を背負うであろうこの映画を大画面で観ない理由は、もはや何もないのだ」と期待を込めた。
『APPLESEED』『攻殻機動隊 SAC_2045』監督の荒牧伸志は、「期待通りな骨太さ、いや、それ以上の語り口でドゥニ監督はこの壮大な物語に対して真正面から取り組み、DUNEの世界の魅力を全て描き出そうとしている。映画の冒頭からその監督の意気込みが感じられて、見ている間も終わった後も、幸せな時間は続いていく。必見」と絶賛。
脚本家の佐藤大は、「様々な作品に影響を与えてきた伝説的SFファンタジーが画も物語も最高解像度で再構築された得難い体験。原作との答え合わせやリンチ版との比較、ホドロフスキー企画への目配せ等を超えた新たな叙事詩の開幕を心から賞賛。知らない人こそ繊細に描かれるポールの冒険のはじまりが楽しめるかも。先入観なくしてもう一度観ます」と賞賛した。
『DUNE/デューン 砂の惑星』は、10月15日に公開される。
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