玉山鉄二がパンツ一丁で中村獅童の部屋に！『星守る犬』ロケ地の夜の出来事とは？

2011.05.10

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左から瀧本智行監督、藤竜也、岸本加世子、西田敏行、玉山鉄二、川島海荷、中村獅童、村上たかし

号泣必至と言われる人気マンガを映画化した『星守る犬』の完成披露試写会が、5月9日に東京国際フォーラムで行われ、主演の西田敏行をはじめ、玉山鉄二、川島海荷、中村獅童、岸本加世子、藤竜也、瀧本智行監督と原作者の村上たかしが舞台挨拶に登壇した。

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少年少女合唱団が挿入歌「三百六十五のマーチ」を合唱するなか、姿を現した登壇者たち。西田は「素晴らしい思いがこもった映画ができました。今だからこそ見ていただきたい映画。幸せとは、絆とは何だろうと考えていただければ」と挨拶した。

本作で西田扮する主人公「おとうさん」の別れた妻を演じた岸本は自らの役について「おとうさんと別れた途端に再生して生き生きしていくんですけど、女の人はなんて強いんだろうと思いました」と感慨深げ。役作りについて「監督から本当に的確なアドバイスをいろいろいただいたのですが、あとで聞いたら監督の実体験だった（笑）」と話すと会場は爆笑。すると監督はすかさず「おかげさまで、再婚しました」と嬉しそうに報告し、さらなる笑いを誘っていた。

その直後に挨拶したのが中村。バツイチの彼は岸本と監督のやりとりを受け、再婚ネタは禁句にしてもらいたいと苦笑い。さらに「（映画のキーとなる）ひまわりも、僕はちょっと胸に迫るものがあるので、そのあたりちょっと気をつけていただきたい」と苦言を呈すると、西田が「ごめんなさい、何の配慮もなくて（笑）」と芝居がかった口調で応じ、観客を大爆笑させていた。

また、中村はロケ地でのビックリ体験も披露。夜遅くにロケ地に着き、スタッフに宿の部屋へと案内してもらったところ「パンツ1枚の男性が僕の部屋で寝てるんですね」と打ち明けた。結局、別の部屋で寝たそうだが、あとでそれは玉山だったことが判明したというが、中村は「ピッタリしたパンツでした」と玉山の愛用パンツについてアクション付きで暴露。その一方で「玉山さんは演技に真摯に取り組む方で役者として尊敬しているんですけど、洋服を着るのも忘れてしまうくらい演技に集中していたんだと思います」とニヤニヤしながら理解を示すと、横で苦笑いしていた玉山は「撮影が大変すぎて、（部屋も分からないくらい）疲れていたんだと思います」と言い訳していた。

原作同様、ハンカチなくしては見ることのできない映画に仕上がっているが、村上は「原作者なのでストーリーも知っているし結末も分かっています。だから泣くことはあるまいと高をくくっていたのですが、恥ずかしくなるくらい号泣してしまいました」と映像の力に感じ入った様子だった。

『星守る犬』は6月11日より全国東宝系にて全国公開される。