オスカー・ノミネートの豪華ドレスを着た小林幸子が映画イベントに初登場！

2011.06.01

シェイクスピアの戯曲をオスカー女優ヘレン・ミレン主演で映画化した『テンペスト』の試写会が、5月31日にスペースFS汐留で行われ、歌手の小林幸子が、劇中で実際に使われた衣装を纏って登場した。

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・［動画］『テンペスト』予告編

本作は、ミュージカル『ライオンキング』の演出などでも知られるジュリー・テイモアが監督した作品で、ミレンの名演技や演出の斬新さに加え、アカデミー賞衣装デザイン部門にもノミネートされた独創性あふれる衣装も見どころのひとつ。この日は、ゴージャスな斬新衣装と言えばこの人！ということで小林に白羽の矢が立ったというわけだ。

レザーとジッパーでできたドレスを身につけた小林に着心地を聞いてみると、「結構、重いんですよ。もちろん、普段の（紅白などの）衣装から比べると軽いですけどね。電飾とかもないですし（笑）。でも、ヘレン・ミレンと私のサイズがピッタリでビックリしました」と話していた。

実は映画イベントに出演するのは今回が初めてで、オファーを受けた理由については、「最初はシェイクスピアなのでちょっと敷居が高かった」と言いつつも、「（映画が）とにかく面白い!! ヘレン・ミレンが本当に素晴らしかったです。また、“人を赦す”というのがテーマで、いろんな意味で勉強させてもらい、ぜひ引き受けたいと思いました」と、すっかり映画が気に入った様子。

テーマの“愛と赦し”について「長年赦せなかった相手を赦した経験は？」という質問には、「（赦せなかった人は）いますよ、芸能生活47年ですし、いないわけがない（笑）」と回答。

また、この衣装から今年の紅白歌合戦の衣装のインスピレーションを得たかという質問には、「（インスピレーションは）ありましたけど、少し小さいかも。もう少し大きく電飾がついていると嬉しいですね（笑）」と話す一方、「今、震災で大変なことになっている現状を考えると、衣装のことなど考えられないですよね」とも語っていた。

『テンペスト』は6月11日よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国順次公開される。