警備犬とハンドラー(警備犬と行動を共にする警察官)の絆を描いた『DOG×POLICE 純白の絆』。この映画のクランクアップ報告会見が6月2日に東宝スタジオで開かれ、情報分析のエキスパートである西村役を演じたカンニング竹山も登壇した。
市原隼人、戸田恵梨香、時任三郎ら、錚々(そうそう)たる俳優陣が顔を揃えたこの日の会見。竹山は「これほどの役者さんのなかに、僕だけほかから混じって入れてもらった。バラエティに行けば『役者だ役者だ』とバカにされ、こっちに来ると、プロのなかでずっと勉強させていただいている」と、のっけから愚痴モード。
バラエティの仕事もあるなか、今回は撮影現場の茨城県まで通ったそうで、「車での移動時間が長い生活。それを何日か続けていたところ、生まれて初めて痔になった」と明かしていた。
この日は、情報分析のエリート役で、かつ、お笑い芸人でもあることから、映画タイトルにちなんだ「DOG×POLICE=?」という謎解きに挑戦するはめになった竹山。「全然関係ないと思うんですよね。これは1回、話し合わなきゃいけない」と、無理難題を押しつけられ、少々キレ気味の様子。
それでもネタを書き終えると、今度は「これ、本当にすごいですよ」と自信満々。周囲から「あまりハードルを上げすぎない方が」とアドバイスをされるも意に介さず、「ドッグとかけてポリスと解く。その心は『鼻孔(尾行)が優れてます』」と、犬の鼻と警察の尾行にかけたネタを披露、大きな拍手を受けていた。
だが実は、この答えは竹山オリジナルではなかったようだ。竹山は「楽屋に入って台本を見たら、いきなりこれが書かれていて非常に驚いた。(頭にきて)帰ってやろうかと思ったが、大人だから帰っちゃいけないと思い留まり、急いでWコロンのねづっちに電話した」と種明かし。
「お前考えろ」と言われたねづっちからは、3分後に電話がかかって来たそうで、「一応、ねづっちには、お前から聞いたと一切言わないぞと言ったが、やっぱり心が痛いので……」と、種明かしに至った理由を明かしていた。
『DOG×POLICE 純白の絆』は10月1日より全国東宝系手に公開となる。
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