人気シリーズ劇場版23作目となる『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』。この映画の公開アフレコが6月8日にアバコクリエイティブスタジオで行われ、松雪泰子が初の声優にチャレンジした。
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今回、松雪が演じたのは、エネルギーと食糧危機に陥っているヘンテ星からアンパンマンワールドにやってきた、頑張り屋さんだけどちょっとおっちょこちょいな男の子ココリン。オファーされたときの気持ちについて松雪は「ちょうど声でのお仕事に挑戦したいと思っていた時期だったので嬉しかったです。震災後にお話をいただいたのですが、子どもたちに笑顔と勇気と元気を届けられればと思い、やらせていただきました」と語った。
役作りについては「最初、宇宙人の男の子役なので、不思議な感じでやってみたのですが、大人っぽすぎるとダメ出しされてしまいました」と苦笑い。「5歳の男の子という設定だったので、高めの声でちょっと苦労しながらアフレコしていました」と話していた。
私生活では子を持つ母でもある松雪。『アンパンマン』シリーズに参加することについての子どもの反応について聞くと、「小さいときに大好きだったので、大喜びしていました」と笑い、「家で練習していたら、(男の子の役なので)『男の子がいるのかと思った』と言われました」と明かしていた。
ココリンの役柄については「いたずらっ子で、ことある事に宇宙に飛び出し、自分の星を救ってくれそうなヒーローを探している男の子」と説明してから「(ココリンは)星ではちょっと問題児なのですが、そんな彼がアンパンマンたちと出会い、みんなの思いやりに触れて成長していく物語です」と、内容について語った。
本作のテーマは「食」。「料理が好き」という松雪は、「美味しくな〜れ、と子どもたちの料理を作り、家族で一緒に食べているときが一番幸せですね」と、普段はあまり見せることのない母親の横顔を垣間見せていた。
『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』は、7月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開される。
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