向井理がブチ切れ!? 『僕セカ』大ヒット舞台挨拶で窪田正孝が暴露

2011.10.03

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9月23日に公開された『僕たちは世界を変えることができない。But, We wanna build a school in Cambodia.』の大ヒット舞台挨拶が10月2日に新宿バルト９で行われ、主演の向井理と共演の窪田正孝が登壇。カンボジアに縁の深い向井が外務省から“日本・カンボジア親善大使”に委嘱（いしょく）されたことも発表された。

・［動画］『僕たちは世界を変えることができない。』大ヒット舞台挨拶
・『僕たちは世界を変えることができない。』大ヒット舞台挨拶、その他の写真

本作は、バイトやコンパをして日々を過ごしているごく普通の大学生たちが一念発起。カンボジアに小学校を建てるために奔走する姿を、実話をもとに描いている。

観客の半数以上がすでに2回以上見ているというということで、会場には上映後の感動とファンの熱気が充満。向井はまず片手を挙げてファンに応え、「見ていただいてありがとう！（映画は）お客さんの反応あってのものです」と挨拶。窪田は「大切な日曜日にありがとうございます！自己満足でなくて、みんなで作ったものがみんなに届けば嬉しいです」と挨拶してから、「面白かったですか？」と大きな声で観客に問いかけると、拍手喝采が巻き起こった。

窪田は、本作のクライマックスでブルーハーツの「青空」を熱唱するシーンについて「曲はもちろん知ってました。でも、歌ったのは本番1回だけで……」と話すも、向井から「いや、2回。寄り（アップ）と引き（遠景）と撮ったから」と訂正されていた。

さらに窪田は「暑くて現場もゆるみ始めていたときに、向井さんに……」と裏話を披露しかけるも、思わず口ごもってしまい、言ってもいいのかどうかと躊躇。それを見て向井が、「まぁ、現場で僕がキレたんですよ（笑）」と自らぶっちゃけた。これに窪田は、「それで僕もちゃんとしなきゃいけないと、何もかもさらけ出すことができました」と、向井のおかげで重要なシーンを撮り終えることができたと明かした。

また窪田が「（撮影中に）向井さんの肩で泣いてしまい、包んでもらって」と振り返ると、向井は「どうやら僕のことが好きみたいです」とニンマリ。窪田も「向井さん大好きです！」とうなづき、会場を沸かせた。

司会者がさらにあおると、窪田が「実は昨日も……」と意味深な笑い。「何を言おうとしてるの!?」とあわてる向井を尻目に、「向井さんからはホントに刺激をもらって尊敬していて、ファンの方に申し訳ないけど、昨日、お家に泊まらせてもらいまして」と大暴露。向井も「今日はウチから2人で来ました」と告白すると、会場から悲鳴に近いどよめきが起こっていた。

この日は、本作への出演前からカンボジアに深い思い入れを抱いていた向井が、外務省により日本初の“日本・カンボジア親善大使”に委嘱されたことが明らかに。委嘱状を授与された向井は「親善大使になったからといって“世界が変わる”わけではなく、ちょっとずつ何かを変えていければいい。願っていたことが叶って、働きかければ願いが叶うことも実証できたつもりです」とメッセージも込めてコメントした。

向井の委嘱期間は、10月1日付け、2012年12月31日まで。その間、日本とカンボジア両国の交流促進を担うことになる。

最後の挨拶では、「作品の一部としてかかわれたことが本当に嬉しい。1人でも多くの人に想いが伝わるといいと思います」と窪田。向井は、「もう自分たちだけの作品じゃないんだなと、公開直後は淋しいほどでした。みんなで作った作品で、なかなか作れる作品じゃないと思います。僕たちだけじゃなく、みなさん1人ひとりの力でいろんな人に伝えていってください」と熱く語った。