大人気を誇るケータイ小説を映画化したサスペンスホラー『王様ゲーム』。この映画の完成披露試写会が11月9日にスペースFS汐留で行われ、キャストと監督が舞台挨拶に登壇した。
・仲間と言えどもライバル!? Berryz工房の須藤茉麻が本音をポロリ
アイドルグループのBerryz工房と℃-uteが共演したことも話題の本作。この日登壇したのは主演の熊井友理奈(Berrys工房)をはじめ、鈴木愛理、桜田通、佐藤永典、嗣永桃子、矢島舞美、清水佐紀、菅谷梨沙子、中島早貴、夏焼雅、徳永千奈美、岡井千聖、萩原舞、須藤茉麻と鶴田法男監督の総勢15名! 熊井は「約8年ぶりの出演で不安もあったのですが、スタッフ・キャストに助けられながら、無事にここまでこれたと思います」と挨拶した。
正体も分からない“王様”に高校生たちが翻弄され、罰を下されていく物語。廃校で行われた撮影について桜田は「台本が怖かったので、撮影も暗い雰囲気かと思ってどんよりしていたら、現場ではアイドルの方々がものすごく元気よく『おはようございます!』と挨拶してくれて、その姿に元気をもらいました」と振り返った。ちなみに桜田はホラー映画が大好きで「友人たちと集まって、部屋を真っ暗にしてDVDを見るのが至福のひととき」と嬉しそうに教えてくれた。
一方、佐藤は現場でのエピソードについて「控室が男女別々で、男子の楽屋ではみんなでずっと“(スナック菓子の)ハッピーターンを食べまくっては寝て……”の繰り返しでした(笑)。でも、アイドルの方ともう少ししゃべらせていただければ良かったと悔いています」と後悔を語ると、客席から笑いが起こっていた。
続いて「もし自分が王様だったらメンバーにどんなことを命令する?」と聞かれた熊井は、「身長が176cmもあるので、背の低い方の気持ちになってみたいから、私以外のメンバーに背が高くなってもらって、私が一番小さい状態にしたい」と回答。
これについてのコメントを、司会が「一番背が低い人」である“ももち”こと嗣永に振ると、「くまいちょー(熊井)は、ももちにすごく憧れていたんだと思った」とももち節がさく裂。「くまいちょーと私は大体25cm差なんですけど、座ると座高の高さは同じなので、(背の低さを体験したいなら)座れば同じ目線になる」と続け、はからずしも胴の長さは同じであることを明らかにしてしまっていた。
また、「Berryz工房と℃-ute、お互いにここだけは負けないところは?」という質問に、Berryz工房リーダーの清水は「個性がバラバラで見た目がバラバラなところ」、℃-uteリーダーの矢島が「団結力とチームワークの強さ」とコメント。清水が「いやいや、団結力なら負けない。気合だけでは負けない」と℃-uteへのライバル心をのぞかせると、矢島も負けずに「運動会とかやったら、絶対℃-uteが勝つ気がします」と応じたが、最後に清水が、お互いのグループを「良き仲間でもありライバル」とまとめていた。
その後の囲み取材では、「誰が一番女王様キャラ」かという質問も。熊井は「Berryz工房では夏焼雅ちゃん」、鈴木は「℃-uteでは萩原舞ちゃん。一番年下なのにすごいしっかりしてる」と回答。一方、桜田は「須藤(茉麻)さんが(みんなを)すごくまとめていて頼りがいのある印象を受けた」と客観的な視点でコメント。すると須藤と同じBerryz工房の熊井は「確かにそうですね。お母さんみたい」とうなずいていた。
『王様ゲーム』は12月17日より公開される。
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