ジョニー・デップの最新作『The Rum Diary(原題)』が全米で10月28日より公開中だが、彼の主演作としては成績がかなり伸び悩んでいるようだ。そんななか、イギリスでは11月11日より公開するのに先駆けて、ヨーロッパプレミアが行われた。
また、デップはイギリスBBCの人気トーク番組「ザ・グラハム・ノートン・ショー」にも登場し、コメディアンのリッキー・ジャーヴェイスや女優のキャリー・マリガン(『17歳の肖像』)らと共にトークを繰り広げた。
そのなかで『パブリック・エネミーズ』でデップと共演したマリガンは、撮影での秘話を暴露。当初はデップとのキスシーンが存在していたが、撮影で彼女があまりにも緊張したため、カットされてしまったという。
マリガンは「何度もジョニーにキスしなければならなくて、それは16回にも及んだわ。でも、本編ではカットされてしまったの。なぜなら私がとても落ち着かないように映っていたから。彼にキスしたときに、本当に緊張してしまったの」と顔を赤らめて語ったが、ファンからしてみれば、たとえカットされたとしても、デップと16回もキスできたなんて、ある意味うらやましいところである。
さらにマリガンは、次回作『The Great Gatsby(原題)』でレオナルド・ディカプリオとも同じような事態に陥ったことを告白した。
「私はディカプリオの作品すべてを見て育ってきたので、彼の近くにいるときにファンであることを隠し続けることはとても難しいの」とコメント。話題作に次々と出演し、オスカーにノミネートされたこともあるマリガンも、まだまだ他のスターの前ではただのファンになってしまうようだ。(文:Masami Shimura/London)
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