東京でデザイナーになるという夢に破れた主人公が、鳥取県にある実家の老舗旅館に戻り、町おこしのイベントを通じて気持ちが変化していく様子を描いた『恋谷橋 La Vallee de l’amour』。この映画が11月12日に公開初日を迎え、シネマート六本木で行われた初日舞台挨拶に上原多香子、水上剣星、後藤幸一監督が登壇した
本作が映画初主演となる上原は「『恋谷橋』初日舞台挨拶で、みなさんに会えるのを楽しみにしてきました」と挨拶。撮影現場となった鳥取県の三朝温泉に関しては「本当にお湯が素晴らしくて、撮影はハードだったんですけど、(温泉に入って)どんどん健康になっていく感じでした」と振り返った。
この日の上原は着物姿で登場。着物での撮影については「クライマックスのシーンで、決意と共に着物を着るシーンがあった。やっぱり、背筋がピンとするというか、新しい気持ちになれる。仕事でも着物を着る機会は少ないのですが、こうして着させていただき、改めて着物っていいなと思いました」と話していた。
一方、上原演じる朋子に恋心を寄せる板前を演じた三上は、プライベートでも料理をするかという質問に「ほとんどしないですね」と回答。「ただ、この映画が決まってからは、できるだけ包丁を持ったりした。(舞台となった)大橋旅館の料理長に本当にやりやすい環境を作っていただいて、映画のなかでは何とかなっていたかなと思います」と語ると、今後は料理に取り組むかという質問には「続けたいですね」を笑顔で答えていた。
公開初日ということもあり、舞台挨拶には鳥取県の平井伸治知事も激励に駆けつけた。平井知事は「3月11日の大震災後、この国にはキーワードが2つある。それは絆と再生で、共にこの映画のテーマ」と語ると、「鳥取県の三朝は素晴らしい自然に囲まれ、ほっこりとした温泉が楽しめるところ。大勢のみなさんにお越しいただければ」と地元をアピール。
また、最後にメッセージを求められた後藤監督は、見終えたばかりの観客に向かい「帰りにできるだけ小さな声で『面白かった』とつぶやいて。秘密にするとバーと広まりますから」と映画をアピールしていた。
その後、上原の囲み取材が行われ、映画を見たSPEEDのメンバーの反応を聞かれた上原は「まだ見てもらっていないので、ぜひ見てもらって、(その後は)4人で三朝温泉に行き案内したい」とコメント。SPEEDのメンバー全員で、プライベートでの旅行をしたことがないそうで、「温泉もいいねって話をしてたので、ぜひ、みんなを連れて行きたいですね」と抱負を語っていた。
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