俳優、コメディアンをはじめマルチな活躍を見せる板尾創路。彼の『板尾創路の脱獄王』(10年)に続く監督作第2弾『月光ノ仮面』のヒット祈願イベントが12月12日に花園神社で行われ、板尾監督とキャストの浅野忠信、石原さとみ、矢部太郎(カラテカ)が登場した。
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ヒット祈願の前には隣接する新宿ゴールデン街に幅90cm、長さ30mのゴールデンカーペットを敷いてのセレモニーも敢行。交通止めができなかったため車やトラックが行き交うなかでのセレモニーとなり、石原は「とてもシュールな経験をさせていただいた」とコメント。板尾監督も「カーペットが細かったのが気になった」と苦笑い。矢部は「ゴールデン街で飲んでいる方が手を振ってくれたのが嬉しかった」と、ユニークな体験だったことを語っていた。
石原と浅野は2度目の共演となるが、石原が「浅野さんとはデビュー作(03年公開の『わたしのグランパ』)で共演して以来だったので、今回は本当に嬉しくてワクワクしていました」と語ると、浅野は「初めて会ったのは(石原が)15歳、16歳の頃だったので、まさか結婚相手役で共演するとは夢にも思わなかったので、嬉しかったですね」と目を細めていた。
本作は、終戦後を舞台に、2人の帰還兵と1人の女性との奇妙な三角関係を描いた異色作。監督・主演を兼務した板尾と浅野が演じる2人男性の間で揺れ動く女性を演じた石原の起用理由を聞かれた板尾監督は「和装が似合うこと。可愛らしさ、美しさと色気があり、お芝居もできて……と考えると、彼女の名前しか思いつかなかった」と明かした。
一方、婚約者役の板尾監督と色っぽいシーンも演じた石原は、司会から「照れくさくはなかった?」と聞かれると、「照れくさいとかそういう以前に、ものすごく寒くて。監督は上を向いて鼻水がたれないよう必死でした」と照れ笑い。板尾も「ものすごく寒かったので、そういうことを考える余裕はなかったですね」と話していた。
そんな石原に司会から「浅野さんと板尾さんと、どちらが色っぽかった?」とさらなる質問が。石原は「え〜!?」と一瞬、絶句してから、「肌が美しくて色っぽいと思ったのが板尾さんで、ものすごく手の温もりがあって優しくて温かいのが浅野さんでした」と両方を立てた苦心の回答。続けて板尾監督が「(もうこのへんで)勘弁してやってください(笑)」とフォローしてあげていた
その後、3人で本殿に向かって柏手を打ってヒット祈願。最後の挨拶で板尾監督は、「浅野君、石原さんなど、ドリームキャストで作った作品で、思った以上のものができ満足していますので、一度、スクリーンで見てやっていただけたら」と、出来映えをアピールしていた。
『月光ノ仮面』は2012年1月14日より角川シネマ有楽町ほかにて全国公開される。
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