過去3作品の全世界興行収入が25億ドルを超える大ヒットシリーズ『スパイダーマン』がスタッフ・キャストを一新。3Dで再始動した新シリーズの第1弾『アメイジング・スパイダーマン』の来日記者会見が1月18日にザ・リッツ・カールトン東京で行われ、キャストのアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーン、プロデューサーのマット・トルマックとアヴィ・アラドが登壇した。
・[動画]『アメイジング・スパイダーマン』来日記者会見
・『アメイジング・スパイダーマン』記者会見、その他の写真
会見前にはフッテージ上映が行われたが、アラドは「日本がプロモーションツアーの最初で、みなさんは世界で初めてフッテージ映像をご覧になったことになります」と挨拶。主演のガーフィールドは「コンニチハ」と日本語で挨拶すると、駆けつけた多くの報道陣を前に「圧倒されています」とコメント。ヒロインを演じたストーンは「初めての東京です。世界で最もクールな街だと感じています」と述べていた。
世界的な大ヒットシリーズの主演に抜擢されたガーフィールドだが、「プレッシャーはあった?」との質問には「イエス!」と明るく答え、会場からは大きな笑いが。ガーフィールドは「世界中の何億人というファンに対して責任感を感じる」と率直な気持ちを述べると、同シリーズについて「3歳のときからファンなので、素晴らしい作品を継ぐ俳優として選ばれたことを光栄に思います」と熱く語った。
本作は『(500)日のサマー 』でも監督をつとめたマーク・ウェブがメガホンをとっているが、マットはその起用理由について「『スパイダーマン』はビジュアルも大事だが、核はドラマ。そこで、エモーショナルでグッとくるラブストーリーをしっかり撮れる監督を探していたところ、『(500)日のサマー 』を見てウェブ監督に興味を持ちました」と説明。
そんなウェブ監督はアクションにもこだわりを見せたようで、「『実際にスタントをやってほしい』と頼まれた」と振り返ったガーフィールド。「ジェームズ・ボンドの映画などを担当してきた素晴らしいスタントチームのもと、撮影4ヵ月前からトレーニングを積み、死ぬのではないかという体験もした」と苦労を口にしていた。
また、『スパイダーマン』の名シーンの1つである逆さ吊りのキスシーンに絡め、「今回もすごいキスシーンはある?」と記者から質問されたストーンは「素敵なファーストキスのシーンがあるので期待してください」とニッコリ。トルマックが「今2人でやってみる?」と冗談まじりに言うと、ストーンは「道具とか準備がないので無理よ」といなし、ガーフィールドは照れ笑いを浮かべていた。
会見中も互いに顔を見合わせ会話するなど、終始仲の良い雰囲気を見せたガーフィールドとストーン。最後に日本の印象についてガーフィールドは「昨晩はしゃぶしゃぶをとってもおいしくいただきました。明日には東京を離れないといけませんが、6月にまた戻ってきます」とコメント。ストーンも「また日本に戻ってきます。そのときはよろしくお願いします」と再来日を約束していた。
『アメイジング・スパイダーマン』は6月30日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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