アフロがトレードマークの具志堅用高「トレーニングをしていると虫が入ってくる」

左からトータルテンボスの藤田憲右、具志堅用高、インパルスの堤下敦、スリーピースバンド「鶴」
左からトータルテンボスの藤田憲右、具志堅用高、インパルスの堤下敦、スリーピースバンド「鶴」

生まれつきのアフロヘアで、24歳になった今でも彼女はできず悶々として過ごす主人公・田中広の姿を赤裸々に描いた『アフロ田中』。この映画の公開を記念し、各界よりアフロヘアの著名人を招いたベストアフロニストを表彰するイベントが2月15日にタワーレコード渋谷店で開かれた。

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登壇したのは、アーティスト部門からはアフロヘアが特徴的なスリーピースバンド「鶴(秋野温、神田雄一郎、笠井快樹)」、お笑い部門からはトータルテンボスの藤田憲右、アスリート部門からはボクシング元世界チャンピオンの具志堅用高といった面々。映画にも出演しているインパルスの堤下敦が授賞式のMCをつとめた。

本作の主題歌も担当している鶴の秋野は「ありがとうございます。こんな賞をいただけてビックリです」とコメント。アフロヘアにした理由については「アフロヘアの格好良かった70年代、80年代の音楽性に近いことをやりたかったことと、ほかのアーティストに比べてインパクトを残せるかなと思ったこと」と語った。

お笑い部門のトータルテンボス藤田は「僕は10年間アフロなんですけど、初めてこんなに名誉な賞をいただきました。アフロのパーマ液が強すぎて毛根を殺してしまって、1回ハゲたんですけど、今はスカルプDで復活しました」と出演CMに絡めてコメント。だが、アフロはモテないそうで「『俺のどこがいけないの?』って聞くと『アフロ』って言われます。芸人としては目立つからいいですが、案外アフロはお金もかかるんです。毎月2万円ですよ」と明かした。

一方、アスリート部門の具志堅は「嬉しいね。アフロ歴35年なんですよ。70年代にディスコやソウルミュージックが流行ってアフロヘアの人が格好良かった。ボクサーもアフロが強そうだったのでアフロにしました」とアフロヘアの理由を述べると、「アフロをやめたらと言われたこともありましたが、弱々しく見られるんじゃないかと思ってやめなかった」と、元チャンピオンらしいエピソードを語った。

また、失敗談について具志堅は「朝早くに公園でトレーニングをしていると、虫がアフロのなかに入り込んで来る。家に帰ってシャワーを浴びたら虫がぽろぽろ出て来ちゃって(笑)」と話していた。

『アフロ田中』は2012年2月18日より新宿ピカデリーほかにて公開となる。

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『アフロ田中』作品紹介