再評価されるべき巨匠監督・木下惠介の生誕100周年記念プロジェクトを実施

「木下惠介生誕100 年記念プロジェクト」ポスター
「木下惠介生誕100 年記念プロジェクト」ポスター
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『カルメン故郷に帰る』
(C) 1951 松竹株式会社
『カルメン故郷に帰る』
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多芸・多才な巨匠・木下惠介監督の生誕100周年を記念した「木下惠介生誕100年記念プロジェクト」の一環として、史上最大規模の全作特集上映などが全国各地で実施される。

カンヌ映画祭で木下惠介監督作に拍手喝采

戦後の日本の映画史を彩った巨匠で、小津安二郎監督、黒澤明監督とも並び称された木下監督。『喜びも悲しみも幾歳月』『カルメン故郷に帰る』やアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品『永遠の人』などを手がけ、世界的にも高く評価されている。

今年5月に行われたカンヌ国際映画祭でも『楢山節考』が上映され、コメディから風刺作品までの幅広い作風が称えられ、「再発見に値する監督」と絶賛された。

7月21日〜8月31日まで大阪シネ・ヌーヴォで全作上映されるほか、7月14日には大阪歴史博物館で栗原小巻トークショー付きの木下惠介生誕100年特別上映会を開催。また、9月30日〜10月28日までは東京国立近代美術館フィルムセンターで喜劇などを上映。11月23日〜12月2日は東京・東劇にて全ジャンルよりセレクション上映が行われる。

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