タナダユキ監督、永山絢斗・田畑智子の共演作がトロント国際映画祭に出品
アカデミー賞の前哨戦とも言われるトロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールド・シネマ部門に『ふがいない僕は空を見た』が出品されることとなった。同映画祭は北米最大の映画祭で、今回は西川美和監督の『夢売るふたり』も出品されるほか、大ヒット作『テルマエ・ロマエ』がオープニング上映されることも話題となっている。
『ふがいない僕は空を見た』は、『百万円と苦虫女』のタナダユキ監督の最新作で、窪美澄の同名小説を永山絢斗、田畑智子の共演で映画化。家庭に居場所のない主婦との情事にふける高校生の姿を通じ、生きることの喜びと苦しみが綴られていく。R18+指定で、心の乾きをぶつけ合うような永山と田畑の激しいラブシーンにも注目が集まっている。
今回の快挙について永山は「海外のみなさんが作品をどう受け止めてくれるか不安で緊張しますが、反応が楽しみです。作品に込められた日本人らしい繊細さを感じながら楽しんでもらえたら」と期待を寄せ、田畑も「より多くの方の目に触れ、そして心に刻まれ、脳裏に残る、深く儚(はかな)い愛と命と絆の作品だと思います」とコメントした。
9日の初上映時にはタナダ監督が舞台挨拶とティーチインを行う予定で、監督は「私にとっては初めて参加する大きな国際映画祭になります。良い反応もそうでない反応も全てしっかりと受け止め、大いに刺激を受けてきたいと思います」と期待をふくらませている。
第37回トロント国際映画祭は9月6日〜16日まで開催。『ふがいない僕は空を見た』は11月17日よりテアトル新宿ほかにて全国公開される。
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