前田敦子がトニー・レオンと共演で世界進出、「全力で演じたい」とコメント
トニー・レオン主演で、黒沢清監督がメガホンを取り、世界的なスケールで公開される『一九〇五』。この映画に松田翔太と、先月末にAKB48を卒業したばかりの前田敦子が出演することが発表された。
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同作は1905年の横浜を舞台に、2人の男と1人の女が国境を越えて織りなすドラマを壮大なスケールで描くアクションムービー。2012年11月にクランクインし、2013年1月のクランクアップ予定で、撮影は日本と台湾で行われ、台湾にはオープンセットも組むという。
レオンにとっては本作が初の日本映画出演。そのレオンと松田のバディな関係に、運命の女・前田がクロスするといった内容だ。
松田が演じるのは流ちょうな中国語が話せる日本人役で、中国語のセリフも多く、かなりトレーニングが必要とのこと。一方の前田も、カタコトの中国語を話せる日本人役ゆえ、かなり中国語の勉強が必要だという。
本作への意気込みについてレオンは「黒沢清監督の作品をずっと敬愛していました。その監督と一緒に仕事ができる機会を得て、とても興奮しています。あらゆる瞬間に至るまで、この貴重な体験を楽しみたいと思っています」とコメント。松田は「脚本をいただいた時にゾクゾクとしました。この映画のスケールの大きさや、キャストのすごさにも驚きましたが、この脚本で黒沢監督に会えると思うと嬉しくて仕方がありません。自分を奮い立たせながら緊張感をもち、それと並行して、意識をリラックスさせ今の自分に自信を持って、撮影を楽しみにしたいと思います」と話している。
前田も「世界を舞台に活躍されている黒沢清監督の作品に参加できることに、とてもワクワクしています。そして、トニー・レオンさん、松田翔太さんとご一緒できることも、すごく嬉しく思います。女性のあらゆる魅力を持っている宮子を、全力で演じたいと思います。女優としての素晴らしい経験になるように、頑張ります」と語っている。
『一九〇五』は2013年秋に全国公開予定だ。
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