北野武監督最新作『アウトレイジ ビヨンド』のジャパンプレミアが9月18日にイイノホールで行われ、北野監督をはじめ、三浦友和、加瀬亮、中尾彬、西田敏行らが登壇した。
前作から引き続き出演している三浦は「これだけ多いので短めな挨拶にしますが、前作の1番最後で登りつめましたので、その人間の末路を見ていただきたいと思います」と挨拶。加瀬は「今回は出世して若頭になったのですが、どうやら器じゃなかったようで、ひどい目に遭いますが楽しんでいただければと思います」と語った。
一方、今回からの参加となる中尾は「大変楽しく仕事できました。くさい役者ばかり揃えて、1番楽しんだのは北野監督でした」とコメント。同じく初参加で関西の暴力団「花菱会」の若頭を演じた西田は、司会から「撮影中、怒鳴って体調がよくなったと伺いましたが」と尋ねられると、「体のなかにあったオリみたいなものが全部出たんですよ。すっきりしまして、血圧も正常に戻りました」と明かした。
そうしたなか北野監督は、ズラリと並んだ登壇者を見ながら「今回の映画は、ご覧いただいた通り役者さんたちが全員主役をはれる人たちばっかりです。当然ギャラも相当かかります」と話し会場を沸かすと、「普通はこのうちの1人か2人が出て映画撮るんですけど、これだけ並んじゃったものですから事務所としても大変です。みなさんが友だちを誘って見ていただければ、どうにか赤字が解消できます」と訴え、映画をアピールしていた。
『アウトレイジ ビヨンド』は10月6日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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