ティム・バートンとウィノナ・ライダーが『フランケンウィニー』ワールドプレミアに登場
フランケンシュタインならぬツギハギの“フラン犬”が登場するティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』のワールドプレミアが、9月25日にハリウッドのエル・キャピタン劇場で行われた。
モノクロ3Dアニメーションの本作。劇場前には150メートルにわたり、映画にちなんだ白いカーペットが敷かれ、白と黒でドレスアップしたゲストがカーペットセレモニーを行った。
この日は声優をつとめたウィノナ・ライダーも登場。ウィノナは監督の初期の作品『ビートルジュース』(89年)や『シザーハンズ』(90年)に出演しており、監督とは旧知の仲。今回の声優について「監督にとって特別な思い入れのある作品に関われたことはとても名誉なこと。仲のいい友人と一緒に仕事ができ、素晴らしかった」と語った。
同作は、バートン監督自身の愛犬の思い出を基とした作品で、監督は84年にも同名の短編映画を作っており、非常に思い入れの強い作品。小さな模型の人形(パペット)をひとつひとつ動かして作り上げるストップモーションアニメーションをモノクロ3Dで描いた同作について監督は、「とてもエキサイティング! ストップモーションアニメとモノクロ3Dという要素が混ざり、今まで全く見たことのない映像ができあがった」と自信をのぞかせた。
映画は、愛犬スパーキーを亡くし悲しみに沈む小学生の主人公ヴィクターが、化学実験の応用で愛犬を蘇らせてしまうことから始まる騒動を描く。配給元のディズニーによると、モノクロの3Dアニメは初めてだという。
『フランケンウィニー』は12月15日に公開される。
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