NHKの人気番組を映画化した『劇場版 タイムスクープハンター』のキャスト第2弾が発表された。新たに発表されたキャストは夏帆、時任三郎、宇津井健、上島竜兵の4人。
テレビ番組は、タイムワープ技術を駆使し、あらゆる時代の人々の営みを映像で記録する機関タイムスクープ社から過去へと派遣されたジャーナリスト(タイムスクープハンター)の目を通して、当時の人々の暮らしを目撃していくというもの。映画では、織田信長が建造したものの、完成からわずか6年で焼失した安土城焼失の謎に迫る。
テレビ版のレギュラーキャストである要潤と杏の続投はすでに発表されているが、今回、夏帆が演じるのは、ヒロイン役でもあるタイムスクープハンターの研修生・細野ヒカリ役。要演じる先輩と共に4つの時代を行き来する。劇中では時代に合わせ、セーラー服やタイムスクープハンターのボディスーツ、甲冑姿なども披露するそうで、意外にナイスバディな彼女の七変化に興味津々だ。
今回の出演について夏帆は「独特な撮影方法に悪戦苦闘です。とんでもない映画に関わってしまいました!」と悲鳴を上げながらも、「中尾(浩之)監督をはじめスタッフのみなさんのクリエイティブ魂に驚かされながらも刺激的な毎日で、私も負けじと精一杯頑張ります」と抱負を語った。
一方、織田家の侍・矢島権之助を演じるのは時任。テレビ版を見ていたという時任は「独特な映像手法がリアル感を生み出し、見ている者をグイグイ映像に引き込む力を持っている番組だと感じました」とコメント。映画版については「俳優陣もカツラではなく自前の髪を使った方がほとんどで、その辺りも時代劇をリアルな生活感のあるものにしている要素だと思います」と、撮影の様子を明かした。
また、主人公のボスであるタイムスクープ社局長を宇津井が、博多の豪商にして高名な茶人でもある島井宗叱(そうしつ)を上島が演じる。
『劇場版 タイムスクープハンター』は9月21日にクランクインし、現在、順調に撮影中。2013年夏に新宿ピカデリーほかにて公開される予定だ。
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