何度も警察犬試験に挑戦するも、失敗ばかりのズッコケ見習い警察犬・きな子の奮闘を描いた『きな子〜見習い警察犬の物語〜』。この映画の完成披露試写会が、6月10日に丸の内ピカデリー2で行われ、主演の夏帆をはじめ、寺脇康文、戸田菜穂、平田満、子役の廣田亮平と大野百花(ももか)らが舞台挨拶に登壇した。
亡き父の跡を継ぎ警察犬訓練士を目指す主人公・杏子を演じた夏帆。ダメダメなきな子と共に奮闘する姿が感動を呼ぶが、「撮影を通じ、杏子と同じように、私自身も成長できたと思います」と挨拶。
犬との共演は初めてという夏帆は、「今までとはまったく違う撮影現場でした。すべてがきな子中心に回っていた。どうやったらきな子に好かれるだろうと思って撮影していました」と振り返る。ちなみに、きな子の手なづけ方としては「エサで釣るのが一番だと分かりました」と笑顔を浮かべた。
寺脇が演じたのは警察犬訓練所の所長。土臭い男を目指したそうで、本作では完全ノーメイクで出演。まゆげは描き足しているそうだが、監督から「寺脇さん汚かったですね」と言われてしまったという。「そんなに汚いのかと思って映画を見たら、本当に汚かったです」と苦笑いしていた。
その後、映画に登場した犬、きな子とロッタが、ドッグトレーナーの宮忠臣に連れられて登壇。宮は、映画やドラマには、普通は格好良くて頭のいい犬を選んで出演させるのだが、きな子役には、それとは正反対の犬を選んだと話し、気のいい表情で客席を眺めるきな子を愛おしそうに見つめていた。
この日は、11日から始まるワールドカップサッカーにちなみ、サムライブルーのユニフォーム姿のきな子とロッタ。さらに、サッカーボールを模したくす玉も登場。映画のヒットと日本チームの健闘を願ってみんなでくす玉割りをし、場内は大きな笑いに包まれていた。
『きな子〜見習い警察犬の物語〜』は、8月14日から丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。
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