個性派俳優の岸谷五朗が初監督した『キラー・ヴァージンロード』。ひょんなことから殺人を犯してしまったOLと、これまたひょんなことから知り合った「不幸な女」のハイテンションな逃避行を描き出す。上野樹里と木村佳乃の人気女優が競演する話題作だが、この作品のイベントが9月1日に行われ、岸谷監督と上野、そして異色キャラを演じた寺脇康文の3人がトークショーを行った。
企画ユニット「地球ゴージャス」でタッグを組む岸谷と寺脇。約25年のつき合いという2人は息もぴったりで、その掛け合いはまるで夫婦漫才のよう! ボケの寺脇とツッコミの岸谷のやりとりに、観客はもちろん上野も大笑いしていた。
結婚式直前に殺人犯になってしまう要領の悪い女を演じた上野。岸谷は、「樹里のことは10代の頃から知っているが、とてつもない魅力を持った子。最近、輝きが増し、天才ぶりを発揮しているので、『今だ!』と思いまして」と解説。「絶対に上野樹里だと思っていました」と付け加えた。
一方、寺脇が演じるのは上野に殺されてしまう大家さん。寺脇は、「普通だったら絶対に事務所からNGが出るような役で、特殊メイクに3時間くらいかかりました」と苦笑い。「今回の役で、僕の役者人生は終わりました」と話していた。そんな盟友の怪演について、「脇役賞というのがあったら、間違いなく脇役大賞を受賞しています」と岸谷。「康文くんは、『相棒』とかいう映画が大ヒットして、事件の解決とかしててずいぶん格好いい役をやってるので、世間の人は勘違いし始めている(笑)。彼の本当のすごさを、この映画で見せてやれと思った」と起用理由を語っていた。
「あなたの街の宣伝マン募集!」と銘打たれたこの日のイベント。終盤では会場の客から面白い宣伝アイデアを募り、選出する催しも行われた。その結果、見事グッド・アイデア賞に選ばれたのは、劇中の上野のようにウエディングドレスを着て宣伝するというアイデアを企画した2人の女性。彼女たちには岸谷と上野から、ウエディングドレスとのぼりの旗がプレゼントされ、しっかり宣伝するよう期待をかけられていた。
『キラー・ヴァージンロード』は9月12日より全国公開される。
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