阿部寛主演作『カラスの親指』で“詐欺師”を演じた村上ショージが10月30日に、上野警察署で詐欺撲滅を訴える一日警察署長に就任。11月が「詐欺防止月間」であることから、この日は警視庁上野警察署に勤める知能犯捜査係のスペシャリスト児玉警部補も登場し、2人して詐欺撲滅をPRした!
一日警察署長就任について村上は「初めての経験でドキドキしますね。制服を着るとシャキッとします」と心境を吐露。映画で詐欺師役を演じた経験を生かし「詐欺師って命がけでダマそうとしているんですよ。だから、ダマされる側の自分たちも命がけで気を引き締めていかないと、ころっとダマされちゃいますよね」と注意を喚起した。
そんな村上の言葉に児玉警部補は「今のショージさんの『命がけで』というお話は、本当に詐欺師の心情をよく表していると思います」と話すと、「映画のなかでもうまく表現しているなと思いました」と『カラスの親指』の詐欺師のシーンを褒めていた。
また村上は「ダマされそうになったことがあると聞きましたが」という報道陣からの質問に「撮影中は、石原さとみさんの美しさにハートを奪われちゃいました(笑)」と冗談を交えて応じると、「本当にダマされそうになったんですよ。競馬場に遊びに行ったら、『幾ら持ってんの?』と知らない人に声をかけられて。その人に、財布のなかの札束を見せられ、『こんなに稼げるんだよ。お金出してみない』って乗せられかけちゃったんです」と体験談を告白。
そのときはギリギリで「やっぱりダメだ」と気づけたそうで「こういう手口は映画本編にも出てくる巧妙な詐欺の手口だから、みなさんも気を付けて!」とアピール。児玉警部補も「そういった競馬場での詐欺に対する取り組みは各所で強化しているので、段々数は減ってきているんです。それでも競馬に行って勝ったつもりが実は大負けなんてことにもなりかねないので本当に気を付けてくださいね」と語った。
最後に村上は「映画のなかでは、ダマしてダマされての詐欺師役を演じさせていただきました。それが、ラストのどんでん返しに繋がっていくわけですが、現実世界では何がなんでもダマされないように、気を引き締めていってください」と一日警察署長として詐欺に気をつけるよう呼びかけていた。
『カラスの親指』は11月23日より全国公開される。
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