映画『悪の教典』の制服女子高生限定試写会が10月30日にスペースFS汐留で行われ、上映後のティーチインに主演の伊藤英明と三池崇史監督が登壇。伊藤自らが、主演映画『海猿』シリーズの原作者・佐藤秀峰がツイッターなどで「『海猿』の続編などは絶対にありません」とつぶやいていることに言及した。
・伊藤英明、『海猿』では人命救助、『悪の教典』では大殺戮劇を繰り広げる
『悪の教典』は生徒から絶大な人気を誇る高校教師が、担当するクラスの生徒全員を殺戮する姿を描いた作品。制服女子高生たちの黄色い歓声と拍手で迎えられた伊藤は「こんなに喜んでくれて嬉しいよ。映画のなかでひどいことしたからさ」と話し、「俺は工業高校だったから、こういう制服を着た女子高生を見るのはさ、すごいよね、なんか」と、いろいろな意味で感無量な様子。
続いて登壇した三池監督が、伊藤の高校教師ぶりについて聞かれ「素は、あんな感じの男（『悪の教典』で演じた先生）なんです。普段、演じているんですね。だから、『海猿』までできる。素が逆じゃないと、あれほどいい奴は演じられない。だから、今回は楽だったと思うよ（笑）」と冗談交じりに話すと、これが発端となり伊藤は「ニュースで最近、『海猿』をもう2度とできないという記事を読んで、あー、こういうものなのかなって思った」と心境を吐露。
すかさず三池監督が「俺のせいじゃないよ」と冗談めかすと、伊藤は「まあ、わかんないですけどね、フジテレビが頑張ってますよ。新聞にこれが載るな」と続け、笑いを誘っていた。
『悪の教典』は11月10日より全国東宝系にて公開となる。
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