「三国志」にも登場する項羽と劉邦の対決を描いた中国歴史小説をモチーフにした韓流ドラマ『サラリーマン楚漢志(チョハンジ)』の日本独占放送スタートを記念し、3月6日にセルリアンタワー東急ホテルでイベントを開催。キャストでもある美人女優チョン・リョウォンが登壇し、ドラマをアピールした。
同作は、製薬会社を舞台にサラリーマンたちの哀感と成功をコミカルに描いたサクセスストーリー。リョウォンは「サラリーマンを主人公にしていますが、監督は、このドラマにはコメディ、スパイもの、アクション、スリラーなどのエンターテインメント要素がすべて入っていると言っていました。それくらい盛りだくさんなドラマなので、期待してください」と猛プッシュ。
リョウォンが演じるのは製薬会社会長の孫娘で超お嬢様のペク・ヨチ役だが、自らの役柄について「監督にロールモデルを聞いたら、韓国版パリス・ヒルトンと言われました」とニッコリ。贅沢で傍若無人で、自分とはかなり違うキャラクターだったそうだが「(あまりに違うので)演じるのは大変でしたが、突拍子もない部分は演じていて楽しかった」と振り返った。
この日は途中から、サラリーマンから芸人に転身し先月のR-1ぐらんぷり2013で準優勝した注目芸人アンドーひであきも登場。「映画盗撮防止キャンペーン」啓発CMでおなじみのカメラ男やチャールズ・チャップリン、マイケル・ジャクソン、ブルース・リー、立川談志のモノマネをパントマイムで次々に披露した。
アンドーの芸にリョウォンも大笑いしていたが、「笑ってもらって自信をもったのでは?」と司会が聞くと、アンドーは「パントマイム中はあまり感情を持たないようにしているので」と言いつつも「笑ってもらえて嬉しいです」と笑顔を浮かべていた。
ほぼ無名の存在からわずか1ヵ月足らずで200件超のオファーが殺到するようになったアンドーに成功の秘訣を問うと「まだ(成功を)つかんでいる最中なのですが、貪欲に追求していくことが大事なのでは」と回答。ドラマの見どころと合わせ「僕も、飽くなき欲求を追求し、気持ちを持ち続けることを見習って努力していきたい」と意気込んでいた。
その後の囲み取材では、激変した生活への戸惑いを吐露。将来についても「不安です」と打ち明けていたが、リョウォンからも「とってもハンサム」と褒められた感想を聞かれると真っ赤になりながら「これからも磨きをかけていきます」と照れ笑い。また、恋人の有無を問われると「ハンサムじゃないので、そういうのは全然ないです」と答えていた。
『サラリーマン楚漢志(チョハンジ)』は、3月6日よりスマートフォン向け放送局NOTTVで放送スタート。また、今年の秋にDVDがリリースされる。
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