『トレインスポッティング』続編の製作が実現!? ユアンらオリジナルキャスト出演も濃厚
1996年に公開され各国で大ヒットとなり、今なお根強い人気を誇るダニー・ボイル監督の代表作『トレインスポッティング』、通称『トレスポ』の続編が計画中であることが明らかとなった。
ボイル監督によると、『トレインスポッティング』の続編であるアーヴィン・ウェルシュ著の小説「ポルノ」を基に、脚本も前作と同じくジョン・ホッジが既に執筆に取り掛かっているとのこと。
「この『トレインスポッティング2』の企画は長い間ずっとありました。もしジョンがいい脚本を書いてくれたら、ユアン・マクレガーやその他のキャストが出演することに障害があるとは思わないよ」と話しており、スタッフもキャストもオリジナルメンバーが揃う可能性についても言及。
「ただ、彼らはそれぞれの役が良いものになっているかどうか知りたいと思うだろうね。誰も失望させたくないと思っているだろうから」と付け加えた。
ボイル監督は前作の公開から20周年の記念ともなる2016年の製作を目指しているそうで、内容については「ポルノ」をベースにしつつ、そこにオリジナルの要素を加えていくことになりそうだ。
続編を撮ろうと思った理由については、「たくさんの人たちがオリジナルを愛してくれて、覚えていてくれたし、当時若すぎて見ていなかったけど大きくなってから見てくれた多くの人たちのためです。まずは観客をがっかりさせないこと。それが唯一の基準になると思っています」と明かした。
長年、続編の噂があった本作だが、主演のユアンは自身の出世作である『トレインスポッティング』の続編に興味があることを以前から認めていることもあり、今後も多くのファンの注目と期待が高まることは間違いないだろう。
今やハリウッドスターとなったユアンとアカデミー賞監督となったボイル監督が20年の時を経て生み出す作品がどのようになるのか、是非ともオリジナルメンバー揃っての続編を実現して欲しいところだ。（文：Masami Shimura／London）
【関連記事】
・エリザベス女王即位60周年記念のイギリス映画ランキング第1位は『トレスポ』
・ユアン・マクレガー インタビュー
・ロンドンオリンピック効果！ 開会式演出のダニー・ボイル監督DVDが爆発的売上を記録
・『スラムドッグ＄ミリオネア』が第81回アカデミー賞で最多8部門受賞！
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
【吉田大八監督登壇】『敵』Q&A付き試写会に10組20名様をご招待！
応募締め切り： 2024.12.30 -
安田淳一監督のサイン入りチェキを1名様にプレゼント！／『侍タイムスリッパー』
応募締め切り： 2025.01.10
