『サンゴレンジャー』舞台挨拶で田中圭「雨待ちの度にキャストは仲良くなった！」

2013.05.31

前列左から小池百合子衆議院議員、田中圭、青柳翔、佐々木希。後列左から主題歌を担当したBREATHE（宮田慧、多田和也）、中前勇児監督

『サンゴレンジャー』の完成披露上映会が5月30日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、キャストの青柳翔、田中圭、佐々木希、主題歌を担当したBREATHEの2人（宮田慧、多田和也）、中前勇児監督と、ゲストとして小池百合子衆議院議員が登壇した。

・［動画］『サンゴレンジャー』予告編

同作は石垣島のサンゴを守るために立ち上がった熱血漢が巻き起こす騒動を描いた痛快青春ストーリー。環境省の自然保護官で、サンゴ礁を守る“サンゴ防衛レンジャー”の結成を宣言する主人公の矢島を演じた青柳は「梅雨の時期でしたが、食べ物もおいしく土地の人もとても温かく、明るい現場でした。沖縄の自然とのたわむれも楽しかったです」とコメント。

青柳扮する矢島と同期で、一方的にサンゴ防衛レンジャーのメンバーに指名されてしまう岸谷役の田中は「決して天候には恵まれませんでしたが、監督がリーダーシップを発揮してくれ、雨待ちになる度にキャストは仲良くなっていましたね」と語った。

また、矢島の自然やサンゴに対する真っ直ぐな姿に胸打たれ、メンバーに加わる小学校教師のリサ役に扮した佐々木は「初めて教師役で不安はたくさんありましたが、子どもたちが『リサ先生！』といって集まってくれたので、自然と役作りができました」と振り返り、「初めての映画なので緊張している」と語る中前監督は、田中の発言を受け「雨待ちでキャストは仲良くなっていきましたが、スタッフはどうするんだと、逆にギスギスしていきましたね」と述べていた。

その後、小池議員が「かりゆしウェアを世界に広める会」の会長として登壇。「『サンゴレンジャー』を通じて、みなさんがより環境に興味を持っていただき、レンジャーのような仕事に就きたいと思っていただける方が増えたら良いなと思います。素晴らしい映画です」と語ると、過去に環境大臣や沖縄担当大臣もつとめたことから「クールビズの一環としてかりゆしを広める活動をしています。かりゆしにはめでたいという意味があり、島によって模様が違うんです」と続けた。

一方、主題歌「So High」を担当したBREATHEは楽曲を生披露。聞いていた青柳も「本当に格好良いですね。夏が来るのがワクワクするような曲です。これから（田中）圭君とカラオケに行くときは『So High』を歌うようにします」と絶賛していた

『サンゴレンジャー』は6月8日より沖縄・スターシアターズで先行公開、6月15日より渋谷HUMAXシネマ、お台場シネマメディアージュほかにて全国公開となる。