水嶋ヒロの3年ぶりとなる本格俳優復帰作『黒執事』。累計1500万部超を売り上げる枢やな(とぼそ・やな)の大人気コミックをベースにしたこの映画に、ネガティブモデルとして人気の栗原類が出演することが明らかとなった。
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同作は、復讐を胸に秘めた男装の少女、幻蜂汐璃(げんぽう・しおり)が、スーパー執事セバスチャン・ミカエリスと共に、世界を巻き込んだ怪事件を追う様子を描く作品。
スーパー執事のセバスチャンを水嶋が、幻蜂汐璃を剛力彩芽が演じるほか、人気モデルの山本美月や優香の出演にも注目が集まっていた。
栗原が演じるのは闇社会に生きる、年齢不詳の浮世離れしたキャラクター、ジェイ。事件の発端となった他国の大使館員の遺体を運ぶ謎の葬儀屋で、監督たちがこだわり抜いた奇抜な衣装も見どころのひとつ。特に帽子はジェイのイメージに合わせたオーダーメイドで、栗原も「今回の衣装、好きです。特に帽子がトップハットなのに、色々付いていて、珍しくて素敵です」とすっかり気に入った様子。「衣装、全てまるごといただきたいですが、お値段がいくらになるか分からないので」とも話していた。
先日「お芝居をメインにやって行くと決意しました」と俳優宣言した栗原は、今回のキャスティングについて「オファーをいただいたときは嬉しさと不安がありました。水嶋ヒロさんの3年ぶりの俳優復帰作に出演できて嬉しいですが、僕は芝居経験がほとんどないので、お力になれるかどうか不安でした」とコメント。
一方、演技については「役作りは色々と考えてきましたが、現場に入ると子どもの夢みたいな、まるでティム・バートンの映画のような世界観だったので、感じたことを自由に演じさせていただきました」と満足できるものだったようで、水嶋や剛力と話しながら役作りをしていったことも明かした。
そんな彼の演技について、W監督の1人、大谷健太郎監督は「栗原さんは、とても熱心に役作りのプランを提案してくれました。(役には)彼のアイデアが満載で、本当に面白いシーンができました」と絶賛。さとうけいいち監督も「指先の仕草にまで徹底したキャラ作りに思わず『おぉっ!!』と。共演者たちも怪演ぷりに注目しっぱなしでありました」と興奮気味だった。
『黒執事』は2014年新春より全国公開される。
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