松本人志が監督、大森南朋が主演し、大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永愛らそうそうたる顔ぶれが出演していることでも話題の『R100』が、アジア最大級の映画祭である第18回釜山国際映画祭に出品されることが明らかになった。
今回出品されるのは2013年の代表作を紹介する「アジア映画の窓」部門。これまで松本監督の作品は『大日本人』『しんぼる』『さや侍』が釜山映画祭に出品されいて、本作で4作品連続出品となっている。同映画祭にはアジア最大級となる「アジアン・フィルム・マーケット」も併設されており、アジア各国からどれくらいオファーが寄せられるかにも期待が高まる。
また、すでに出品が報じられている第38回トロント国際映画祭には、松本監督と大森、そして渡部篤郎が参加することも決定。大森は「トロントの方々が『R100』をご覧になってどのような反応をされるのか楽しみにしております」とコメント。渡部も「松本監督の作品は海外でも高い評価を受けているので、たくさんの方に松本作品を楽しんでもらいたいです。松本監督と大森さんと3人で参加できることを嬉しく感じております」と参加の喜びを語った。
トロント映画祭では「ミッドナイト・マッドネス部門」に出品される同作について、長らくプログラミング・ディレクターをつとめてきたたコリン・ゲデスは「ワイルドで最高に愉快なファンタジー」と絶賛。映画祭でどのような評価を受けるのかも楽しみだ。
第38回トロント国際映画祭は9月5日〜15日に開催され、『R100』は9月12日深夜(現地時間)に上映される予定。第18回釜山国際映画祭は10月3日〜12日に開催される。また映画は10月5日より全国公開される。
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