林遣都と北乃きいが、ファンキーモンキーベイビーズの演奏に感激!
まきの・えりの小説「ラブファイト 聖母少女」を映画化した『ラブファイト』。いじめられっ子で弱虫の高校生と、成績優秀・容姿端麗でケンカがめっぽう強い女子高生──幼なじみの2人の成長を描いた青春ラブストーリーのイベントが六本木ヒルズアリーナで開催され、W主演の林遣都と北乃きいらが映画の見どころなどを語った。
この爽やかな感動作の主題歌を担当したのは、若者たちから圧倒的な支持を得るヒッポホップユニット、ファンキーモンキーベイビーズ。まずは彼らの音楽でイベントがスタート。大ヒット中の「告白」と、映画の主題歌である「希望の唄」の2曲を披露した。主題歌については、「この曲で、人と人とのつながり、普段自分を支えてくれている人への感謝の思い、あなた自身も気づかないところで周りの人たちの支えになっているということに気づいてくれたらいいと思います」と語り、「こんな素晴らしい映画の援護射撃ができて、とても光栄に思っています。みなさんもぜひこの映画を見てください!」とアピールしていた。
弱くて情けないながらも、幼なじみの女の子のために強くなろうとボクシングを習い始める主人公・稔を演じたのは林遣都。ファンキーモンキーベイビーズの大ファンだったという彼は、演奏を聞いてかなり感激した様子。「もともとファンなので、自分の出演する映画の主題歌を歌ってもらうと言うことを聞き、とにかく嬉しくて。映画のストーリーにピッタリだと思っていたので、本当に楽しみでした。今日は演奏も聞くことができ、幸せ一杯です。舞台裏で聞いていたら、この映画に関わった時間を思い出し、思わず泣き出しそうになってしまいました(笑)。こんなに愛が一杯詰まった映画は、この先もないと思います!」と断言していた。北乃きいも、「ファンキーモンキーベイビーズさんの歌が素晴らしすぎて!(リズムに合わせて)手を叩いたので、手がジンジンしています。でも、胸にはもっとジンジンきて、すごく感動しました。撮影のことなどが思い出され、遣都君と2人で泣きそうになってしまいました」と興奮を語った。
映画の見どころについて林は、「ボクシングシーンです!」と自信たっぷりに回答。「撮影も含めて5カ月間、毎日ボクシングを練習し、ボクサーのような生活を送っていました。吹き替えもCGもナシで撮ってもらい、きいちゃんも、女の子なのに僕と戦ってくれて、見応えのある映像になっていると思います」。一方、北乃も、「“ラブ”の部分も見てもらいたいとは思いますが、ファイト部分のほうがシーン数が多かったりするので……(笑)」とコメント。「精一杯頑張り、すごくリアリティを追求した映像が詰まっていると思います。周囲のボクシング好きの方々からもスゴク楽しかったと言ってもらえたので、自信があります! 迫力のあるボクシングシーンを、ぜひ瞬きせずに見てもらいたいです」と話していた。
「この映画は大勢のスタッフ・キャストの愛情をそそぎ込んで出来上がりました」という成島監督。「みんなで作ったという感じがすごく強く、この映画に携わってくれたすべての人たちに、改めてお礼を言いたいと思います。願わくば、(ファンの)皆さんがこの映画を劇場で見てくださり、この作品に携わる仲間の1人になってくれれば嬉しい」とも話していた。
若い主人公2人を見守る元日本チャンピオンを演じたのは大沢たかお。脚本に惚れこみ自らプロデューサーも担当した彼は、「この映画を通じて、ファンキーモンキーベイビーズや北乃きいちゃん、林遣都君と出会え、人と人とのつながりって本当に素晴らしいなって思えました。興味があれば、映画の方も見ていただきたいと思います」と語った。
(写真:左からファンキーモンキーベイビーズのモン吉・DJ ケミカル・ファンキー加藤、北乃きい、林遣都、大沢たかお、成島出監督)
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