『ホームレス中学生』で小池徹平が舞台挨拶!

家族は“解散”し、住む家をなくして公園で暮らし始めた中学生──お笑いコンビ“麒麟”の田村裕のベストセラー自叙伝を映画化した『ホームレス中学生』(10月25日より全国公開)の舞台挨拶が行われ、小池徹平、池脇千鶴、古厩智之監督が舞台挨拶を行った。

公園で暮らし始める“ホームレス”の主人公を演じた小池は、「大ベストセラーを映画化した作品に関われて嬉しい。光栄に思っています」と挨拶。「人と人とが支え合いながら生きているという普遍的なテーマについて描いていて、年齢に関係なく楽しめる作品だと思っています」と語った。

主人公の姉で高校生の幸子を演じた池脇は、「人と人とのつながりを再確認できるやさしい作品。ちょうど、幸子と同じ年齢だった頃に映画祭で舞台挨拶したなぁと、懐かしく思い出していました」と話した。

「映画祭って、前に乗り出してくれる感じがあってイイですよね」と嬉しそうな古厩監督。「(期待に)精一杯応えるつもりでここに立っています」と言った後、「(主人公の)田村裕と徹平君は違うキャラクターですから(笑)」とコメント。小池から「そりゃあ、違います(笑)」と突っ込まれていた。

映画化にあたって気を使ったことについて監督は、「原作はすごく面白くて笑える本。でもそれを全部映画にすると5、6時間になってしまうと思いました。この本にはみんなが欲しいものがあると思ったんです。それは何でしょう……というハナシですが、そのあたりに心を込めて作りました」と話していた。

最後に小池が、「すごく見やすい映画になっています。僕も泣きました。みなさん、温かい気持ちになってくれればと思っています」と映画の良さを語った。

(写真:左から古厩智之監督、小池徹平、池脇千鶴)

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『ホームレス中学生』(10月25日より全国公開)公式サイト