世紀の美男美女、ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンが共演した壮大なラブストーリー『オーストラリア』。オーストラリア版『風と共に去りぬ』ともいわれる一大叙事詩のプロモーションでニコールとヒュー、そしてバズ・ラーマン監督が来日し、26日の夜に有楽町で盛大なレッドカーペット・セレモニーが行われた。
ヒューがニコールをエスコートする一方、監督がエスコートしたのは米倉涼子。フェラガモの淡いピンクのロングドレスをまとった米倉は、ハリウッドスターのニコールと並んでも遜色ない美しさを放っていたが、詰めかけたファンの多さにはかなり驚いたようで、「さすがハリウッドだな、と思いました」と話していた。
監督とはすっかり打ち解けた様子で、レッドカーペットでも頬を寄せ合い親密そうに談笑していたが、「移動中の車の中でも、次はどんな仕事をするの?などといろいろ聞いてくださって」と米倉。『黒革の手帳』の話にも「面白そうだねぇ」と興味を示していたそうだ。さらに、主演ドラマ『交渉人』(2月28日、夜9時よりテレビ朝日にて放映)のことを話したところ、「レッドカーペットを歩いている間、監督が番組宣伝までしてくださって、嬉しかったです」と感激した様子だった。だが、その日は『オーストラリア』のレッドカーペット。あまりに『交渉人』のことばかり話す監督に「今日は映画のことをお話ししたほうがいいんじゃないんですか、と私から言ったくらいでした」と笑顔を浮かべていた。
バズ・ラーマンは、『ロミオ&ジュリエット』(レオナルド・ディカプリオ主演)や『ムーラン・ルージュ』(N・キッドマン主演)などのヒット作を手がけたハリウッドでも人気の監督。舞台演出なども手がけ、音楽と映像の見事な融合や流麗な映像美に定評がある。おまけに、オシャレでルックスも良いと評判だ。そんな監督は米倉のことをかなり気に入ったようで、彼女の腰にしっかりと腕を回してエスコート。手を握り、時に腕を引き寄せるなどの振る舞いもスマートそのもので、妻帯者なのが残念なほど、女性にとっては理想的なエスコートぶりだったのではないだろうか。
『オーストラリア』は、2月28日からTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開中。
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