ディズニーがコミケに初参戦。ハリウッドがやっと日本に追いついてきた!?
あのディズニーが『エンダーのゲーム』を引っ提げ日本のコミケ(コミックマーケット85)に初参戦することがわかり、その予告編も解禁となった。
『エンダーのゲーム』は1977年にアメリカの作家オースン・スコット・カードによって書かれ、ネビュラ賞、ヒューゴ賞のダブル・クラウンの快挙を達成。近年の日本のサブカルチャー界に熱狂の渦を巻き起こしているアニメ、マンガ、小説、ゲームなどに多大なインスピレーションを与えた伝説的小説。
宇宙戦争を“終わらせる使命”を背負って生まれた少年戦士エンダーの挫折と成長を描いたヒューマンドラマで、その深淵な世界観やキャスティングの困難さ、スケールの大きさから、長年にわたり映像化不可能と言われ続けてきた作品だ。
運命の少年エンダーを演じるのは『ヒューゴの不思議な発明』のエイサ・バターフィールド。エンダーと共に戦う射撃の天才少女ぺトラに『トゥルー・グリッド』でアカデミー賞ノミネートのヘイリー・スタインフェルド。エンダーの心の拠り所である姉バレンタインに、『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー賞ノミネートのアビゲイル・ブレスリン。さらにハリソン・フォードも出演する。
そんな作品が今回、12月29日、30日、31日に開催されるコミックマーケット85に初参戦する。本作の宣伝プロデューサーをつとめるディズニーの百合草太郎氏は、初参戦の理由について「原作を読んだときに、設定や主人公の描き方がすごく身近で魅力的に感じました。日本(のアニメ)っぽいなぁと。『エンダーのゲーム』は日本のアニメと同じように“人”をしっかり描いた作品、『ハリウッド(実写)がやっと日本に追いついてきた』」と語っている。
『エンダーのゲーム』は2014年1月14日より全国公開となる。
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