『仮面ライダー』と人気を2分する特撮ヒーロー番組だった『人造人間キカイダー』が、脚本開発に2年の歳月をかけ、デザインも一新。『キカイダー REBOOT』として蘇ることとなり、その新しいキカイダーと宿敵ハカイダーのビジュアルが解禁となった。
同作は、1972年から翌73年にかけてオンエアされ、放送当時人気絶頂だった『8時だヨ!全員集合』の裏番組でありながらも、驚異の視聴率16%をたたき出した作品。その後、幾度となく実写リメイクの企画があったものの、原作の複雑な設定が壁となり実現に至らなかった。それが今回、満を持しての映画化。すでに撮影は2月16日にクランクアップし、5月上旬完成予定だ。
また、今回の映画版には1972年当時のジロー(キカイダー)役を演じていた伴大介の出演も決定。伴は謎の心理学者・前野究治郎(旧ジロー)を演じる。一方、新しいジロー(キカイダー)を演じるのは、映画初主演となる若手俳優・入江甚儀。新旧ジローの共演が実現した。
その新しいジロー(キカイダー)役に扮する入江は「41年ぶりの『キカイダー』復活でジローという大役をいただき、嬉しい気持ちでいっぱいです!衣装合わせで伴さんに初めてお会いしたときに『大丈夫!』と声をかけていただき、“ジロー”のバトンを繋いでいただいた気がします。『良心回路』という心を持ってはいるけれど、機械。そんな、じれったい様なある種、アンニュイな存在になれるように、意識してどちらかに偏った芝居をしないように演じています。ぜひ、注目してください!」とコメント。
新たに前野究治郎役として出演する伴は「みなさん、お久しぶりでございます。『キカイダー』の世界に再び参加できたことを、非常に嬉しく思っています。今回、究治郎(旧ジロー)という役名をいただきました。新“ジロー”の入江さんは長身で、スポーツマンタイプ!現代の若者らしい“ジロー”が今から楽しみでなりません!この作品は、見終った後に心が温かくなる“ラブストーリー”です。自分の夢だった作品が実現し、感激しております」と述べている。
『キカイダー REBOOT』は5月24日より全国公開となる。
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